
無料で立ち寄れるフォトスポットが多い門司港レトロ
「門司港レトロ」エリア
門司港レトロの魅力は、歴史的建築やフォトスポットが徒歩圏内のコンパクトなエリアに集まっていること。「関門海峡ミュージアム」や「ブルーウィングもじ」、「JR門司港駅」をはじめとするレトロ建築など無料で立ち寄れるスポットも多く、写真を撮りながらのんびり巡っても半日ほどで十分に楽しめます。
海峡に映える「旧門司税関」
全国最大級の歩行者専用のはね橋「ブルーウィングもじ」
スタートは「JR門司港駅」から

「JR門司港駅」は、レトロな洋風建築が並ぶ「門司港レトロ」の玄関口。1914年に開業し、1988年には国の重要文化財に指定された歴史ある駅です。6年間の復元工事を経て、2019年に大正時代の姿に復元されました。

木造二階建ての美しい鉄道駅舎は現役で使われており、門司港レトロめぐりのスタート地点としてふさわしい風格ある佇まいです。
スターバックス コーヒー 門司港駅店

かつて三等待合室として使われていた部屋は、今では「スターバックス コーヒー 門司港駅店」として活用されています。歴史ある駅舎の空気を感じながら、コーヒーを楽しめる特別な空間です。

壁に飾られた歴代スターバックスのロゴマークは、列車のヘッドマークを用いて作られたもの。天井の鉄骨には役目を終えた鉄道レールが再利用されるなど、細部には鉄道の歴史を感じさせる意匠が散りばめられています。
福岡県北九州市門司区西海岸1丁目5-31
アインシュタイン博士も訪れた「旧門司三井倶楽部」

「旧 門司三井倶楽部」は、三井物産の社交倶楽部として造られた洋館です。異国から門司港を訪れた多くの客人をもてなし、1922年にはアインシュタイン博士が宿泊したという歴史も。華やかなストーリーを刻んできたレトロな社交場へ、早速入ってみましょう。

館内は優雅な雰囲気が漂うレトロな空間。現在、1階はレストラン「三井倶楽部」やイベントホールとして運営されていて、国内外から多くの観光客が集う場として運営されています。
レストランで一番人気の「門司港名物・海鮮焼きカレー 1,730円(税込)」。立派なエビのほかにも、小さな「ふく」や薄切りのバナナなど、土地の名物がぎゅっと詰まっている。味はまろやかで食べやすい

アインシュタインらが宿泊した2階のゲストルームが公開されている。当時使用されたアンティーク家具も復元
また、2階は「アインシュタインメモリアルルーム」と「林芙美子記念室」として使われています(有料)。多くの資料が展示されているので、しっかりと見学したい方は時間に余裕をもっての入場がおすすめです。
福岡県北九州市門司区港町7−1
営業時間:9:00〜17:00
料金:大人150円、小中学生70円
2階(アインシュタインメモリアルルーム 及び 林芙美子記念室)のみ有料
写真を撮りながらのんびり散策「レトロ建築」めぐり
ホーム・リンガ商会

街を歩き、レトロ建築の外観を眺めるだけでも楽しめるのが、門司港レトロの魅力のひとつ。ブルーの空に映えるピンクの建物「ホーム・リンガ商会」は、長崎のグラバー商会で働いていたフレデリック・リンガーが設立した会社です。
旧大阪商船ビル

こちらは1917年に建てられた「大阪商船門司支店」を修復した「旧大阪商船ビル」。かつて、門司港からは月に60隻もの客船が出港しており、当時はその拠点として賑わっていたそうです。
ブルーウィングもじ

歩行者専用のはね橋「ブルーウィングもじ」が、ちょうど開橋していました。1日6回跳ね上がる様子を見ることができます。
旧門司税関

赤煉瓦の美しい外観が目を引く「旧門司税関」は、門司港レトロを代表する歴史建築のひとつ。かつて国際貿易港として栄えた門司港の歴史を今に伝える建物で、現在は休憩スポットや展示スペースとして活用されています。館内にはカフェもあり、関門海峡の景色を眺めながらゆったり過ごすことができます。
黄色のバナナポスト

「旧門司税関」の近くでは、バナナの叩き売り発祥の地として知られる門司港らしい「黄色のバナナポスト」も発見。周辺にはお土産店やフォトスポットが点在しており、「MOJIKO」のモニュメントで記念撮影を楽しむのもおすすめです。レトロ建築めぐりの途中で、ちょっと寄り道してみては。
「MOJIKO」のモニュメント

福岡県北九州市門司区港町3
カフェも併設!「門司港レトロ展望室」で小休憩

続いてやってきたのは「門司港レトロ展望室」。高さ103メートルから関門海峡を一望できるスポットで、高層マンションの31階に位置しています。

そろそろ小休憩はいかがでしょうか。展望室にはカフェバー「グランダジュールレトロ」が併設されていて、ドリンクやデザートを味わいながら、海峡を行き交う船を眺めることができます。
筆者がいただいたのは「潮風レモネード はちみつアイス付き(800円)」と「クリームソーダ(700円)」。レモネードは自家製はちみつシロップを使用しているんだとか。
甘くひんやりとしたドリンクとアイスが、街歩きの途中にほっとひと息つかせてくれます。アルコールや軽食、ケーキなどのスイーツもありますよ。
福岡県北九州市門司区東港町1−32 門司港レトロハイマート 31階
営業時間:10:00〜22:00
料金:大人600円、大人(北九州市内居住者400円)、小中学生300円
無料で楽しめる「関門海峡ミュージアム」でタイムスリップ

門司港を訪れたら、ぜひ立ち寄っておきたいのが「関門海峡ミュージアム」。関門海峡とともに歩んできた地域について深く知ることができるスポットです。

最上階の5階に位置する「展望デッキ」からは、真正面に関門橋を望めます。

4階の「プロムナードデッキ」も絶景スポットのひとつ。大きな窓から関門海峡の景色が見え、まるで船の上にいるかのような開放感があります。

1階〜2階の「海峡レトロ通り」は、大正時代の門司港の街並みを再現した入場無料ゾーンです。



劇場、銀行、商店、旅館、そして路面電車まで、実在した風景に囲まれていると、なんだかタイムスリップしたような気分に。ミュージアム随一のフォトスポットでもあります。

併設のショップではご当地のお菓子や「もじこう」グッズが販売されているので、お土産も見つかりますよ。

時間に余裕があれば、有料エリアもおすすめ。3階の「海峡歴史回廊」では、人形によって海峡を舞台とした歴史ドラマが繰り広げられています。

また、2〜4階を貫く高さ9メートルのスクリーンでは30分に1回の頻度で映像が流れ、「門司港ものがたり」や「海峡の一日」といった約8分のストーリーを鑑賞できます。

自分の顔写真を撮影するとゲームの登場人物になれるコンテンツなど、ユニークな遊びも発見。

2階の「海峡体験ゾーン」は、CG映像やゲームなどで海運や海流の仕組みを学べる空間。年齢問わず楽しそうに遊んでいるグループが多く、人気ゾーンであることを実感しました。

福岡県北九州市門司区西海岸1丁目3−3 関門海峡ミュージアム 4階
営業時間:9:00〜17:00
料金:大人500円、小中学生200円、海峡こども広場100円(1才以上)
プロムナードデッキ、カフェ、展望デッキ、海峡レトロ通りは入場無料
レトロな街並みにロマンを感じる

大正ロマンを感じる建築や、関門海峡の景色が広がる門司港レトロ。歴史あるノスタルジックな街並みを眺めながら歩いていると、まるで時間がゆっくり流れているかのような気分に。港町ならではの風景とともに、のんびりと街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
夜景や夕景も美しい門司港レトロ
門司港レトロ
https://mojiko-retoro9.jp/
画像素材:PIXTA
©︎Yukika Sonoda & TABIZINE編集部


