TABIZINEライターのsweetsholicです。快適な1日のスタートに欠かせない朝ごはん。世界の人たちはどのようなものを食べているのか、気になりませんか? 旅行の際にはぜひ味わってみたい、世界の朝ごはんをリレー形式でお届けします。
今回はアムステルダムに滞在中、オランダ人のみなさんに教えてもらった、手軽でおいしいオランダの朝食をご紹介します。
パン専用のトッピングチョコ「ハーゲルスラッハ」
オランダでは「ハーゲルスラッハ(hagelslag)」と呼ばれている、パンやお菓子の材料としておなじみのチョコスプレー。これをバターを塗ったパンに、たっぷりふりかけていただきます。子どもから大人まで、みんなが大好きな朝食メニューです。バターの代わりにピーナッツバターを塗り、そこにハーゲルスラッハを振りかけてもOK。こちらも人気があります。
(C)sweetsholic
現地スーパーの朝食用スプレッドコーナーを覗いてみると、ハーゲルスラッハが棚いっぱいに勢ぞろい!
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じっくり観察してみたところ、ダークチョコ、ミルクチョコ、カラースプレー、ミックス、アニスフレーバーなどのバリエがありました。
ハーゲルスラッハと同じようにいただく、カール状の「フロッケン(vlokken)」も、パンのお供として定番の朝食アイテムだそうですよ。
塩味派には、パン&スライスチーズ
ヨーロッパの朝食は甘いものばかりのことが多いのですが、オランダでは塩味派も満足の朝食アイテムがあります。それは、チーズ! 種類も豊富に揃う、小麦の香り豊かなパンにバターを塗って、薄くスライスしたチーズをのせていただきます。
チーズとひとくちに言っても、酪農が盛んなオランダには種類がたくさん! 滞在中にさまざまなチーズをいただきましたが、「オールドアムステルダム」という熟成期間の長い、旨味たっぷりのゴーダチーズが気に入りました。
朝の食卓には紅茶のほか、コーヒー、牛乳、オレンジジュースなどが並びます。
オマケ:チョコを持ち帰るときは気をつけましょう
スーパーで見かけたハーゲルスラッハは、パッケージが可愛くて味も良く、お値段も1箱1〜2ユーロ(約130〜260円)とお手頃価格。チョコが好きな人へのお土産にぴったりだと思います。
甘いものに目がない筆者は即購入、そのままスーツケースに入れて持ち帰り、帰宅後に開けてびっくり! 箱が破れ、スーツケースがハーゲルスラッハだらけになっていました・・・。
この苦い経験から、ジップロックなどの食品保存バッグに入れて持ち帰ることをおすすめします。
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