あなたは寒がりですか、暑がりですか?
寒がりなのに寒冷地に出かけたら旅先で外出するのが億劫になり、ホテルの中にばかりいたということになりそう。また暑がりなのに南国へ出かけたら、クーラーの効いた部屋から出たくないということになってしまいます。
旅行先を自分の好みの気温で選んだら、快適な旅になりそうですよ。暑がりのあなたはひんやりしたところへ、寒がりのあなたは暖かいところへ。
旅行検索エンジンのKAYAK(カヤック)は、今冬の平均気温が10℃以下/25℃以上の都市を対象に、日本人旅行者の「気温別人気旅行先ランキング」を発表しました。
世界の気温別の人気旅行先ランキングを見たら、あなたにぴったりの旅行先が探せるかもしれません。各旅行先のグルメも合わせて、ご紹介しますね。
暑いのが苦手!冬のひんやり感が好きなあなたは「今冬の平均気温10℃以下の人気旅行先」へ
暑いのは大の苦手。季節の中では冬が好き。冷たい空気に背筋が伸びる感覚が最高のあなたは、「今冬の平均気温10℃以下の人気旅行先」がオススメです。
第7位 福岡
世界の人気旅行先に日本の福岡がランクイン。温暖な九州でも、玄界灘の冷たい風が吹き込みます。7月8月の夏季は気温が上がりますが、乾燥しているため涼しく感じます。
冬に冷え込む福岡では、中州や天神の屋台で頂く暖かいラーメンがことのほか美味しいもの。冷えた身体を優しく温めてくれます。行政の規制により、博多の屋台は年々減少しており、希少価値になりつつあります。おでんやモツ煮のほか、バーやフレンチなどの屋台もありますよ。
第3位 ニューヨーク(アメリカ)
第3位は、筆者の住むニューヨークでした。年間のうち半分は冬といっても良いニューヨークは、暑がりのあなたにピッタリ。周りが川で囲まれているため、北から冷たい空気が流れてきます。今冬はマイナス20度近くにもなりました(涙)。「冬のニューヨークが最高」というニューヨーク通も多く、凍るような空気の夜景は一生忘れられないほどの美しさです。
ニューヨークを訪れたら、ぜひ食べていただきたいのはステーキ。日本のサシの入った柔らかい牛肉とは異なった、噛み締めて頂く肉本来の美味しさに瞠目すること間違いなし。肉星人のあなたは、食べ逃しなく。
第2位 札幌(北海道)
第2位には、札幌がランクイン。2月に行われる「さっぽろ雪まつり」も見事ですが、夏でも涼しく過ごしやすいのが魅力。
5月の「さっぽろライラックまつり」や、夏の「さっぽろ大通ビアガーデン」など、爽やかな気候の中で札幌を満喫できます。札幌銘菓「白い恋人パーク」「六花亭」のカフェなど、スイーツも充実していますよ。
札幌グルメといえば、海鮮ですね。うにやいくらなどお好みの海鮮をのせた海鮮丼は、札幌の台所二条市場や場外市場でも食べることが出来ます。
寿司・海鮮 ようこそさっぽろ
第1位 ソウル(韓国)
「今冬の平均気温10℃以下の人気旅行先」第1位は、ソウルでした。12月から2月の冬季は、マイナス15度になることもある厳しい寒さ。夏は蒸し暑く、夏冬のメリハリがはっきりしています。
世界遺産の昌徳宮(チャンドックン)やアクセスの良い景福宮(キョンボックン)などの史跡もあれば、近代的なショッピングスポットも充実。韓国コスメもお土産に買いたいですね。
寒冷地だけに、身体が温まる辛いものやチゲなどの鍋が充実。目の前でジュージュー焼く焼肉も楽しみですね。大人気の「チーズタッカルビ」は、本場ソウルでいただきたいもの。
今冬の平均気温10℃以下の人気旅行先
(C)PR TIMES
第4位はロンドン、以下パリ、釜山、福岡、ローマ、バルセロナ、フランクフルトと続きました。暑がりなあなたが行きたい旅行先は決まりましたか。
寒いのは苦手!季節は夏だけで問題なしのあなたには「今冬の平均気温25℃以上の人気旅行先」
では、寒いのなんか大嫌い。旅行に行くなら、南国以外ありえないと思っているあなたのために「今冬の平均気温25℃以上の人気旅行先ランキング」を見てみましょうね。
第3位 シンガポール
第3位はシンガポールでした。ほぼ赤道直下のシンガポールは、年間平均気温26-27度。つまり、1年中夏。アジアの中では日本に次いで治安が良いと言われ、罰則により美観が保たれている清潔な国です。過去に英国領だった名残から、アフタヌーンティーの文化があります。サンドイッチ、スコーン、スイーツがアクセサリーのように飾られた3段重ねのトレイと香り高い紅茶。シンガポールのホテルで、アフタヌーンティーをいただくのは全女性の夢。ぜひ叶えたいものです。
世界でもお金持ちが多く集まる美食の国。高級レストランも多いですが、ロコの好む地元料理を食べたいもの。同じアジア人同士で舌が近く、食べやすいものが多いのが嬉しいですね。筆者の大好きなのは、ラクサ。ココナッツミルクのマイルドさとスパイシーさが絶妙なバランスのヌードル・スープ。一度食べたら、きっと虜になります。
第2位 ホノルル(ハワイ)
日本人の大好きなハワイが、第2位でした。バケーションなら絶対ハワイと決めている人も多いですね。
「思わず眠りに誘われてしまう、気持ちの良い風が吹いてくるのがたまらない」
「ストレスに負けそうになったら、ハワイでリラックス」
「時間の流れかたが、ゆったりとしている」に惹かれるようです。
日本語が通じるので安心して楽しめるという意見も多いですね。エクスペディアによると、ハワイ経験者の94%が「リピートしたい」と答えたハマりようです。
ハワイの地元料理は、ロコモコ、アサイーボウル、ガーリックシュリンプなどありますが、日本人で嫌いな人がいないであろう「ポキ丼」。マグロなど魚介類をぶつ切りにし、醤油などで下味をつけ、香味野菜などと和えるハワイの伝統的な料理。想像がつく味なのに、ハマります。
TABIZINE記事「【ハワイ】ロコが教える、SNS映えするホノルルおすすめグルメ&お土産6選」もご覧くださいね。
第1位 バンコク(タイ)
「今冬の平均気温25℃以上の人気旅行先」の第1位はバンコクでした。1年を通して暑く、激しいスコールが降る雨季があります。気候は暑いのですが、暑がりのタイ人は低めに冷房を設定しているので、冷房対策に羽織るカーディガンなどが必要。
タイの首都であり、東洋のベニスと謳われる美しい都。仏教国ゆえ寺院の素晴らしさは無論のこと、「微笑みの国」と呼ばれるタイ人の優しさも大きな魅力です。
世界でも屈指の美食の国、タイ。タイ料理は5つの味覚で構成された、奥の深い味。スパイスの「辛味」、ライムやタマリンドの「酸味」、ココナッツミルクやパームシュガーの「甘味」、ナンプラーの「塩味」、海老味噌やナンプラーの「旨味」。美食に惹かれて、繰り返しタイを訪れる人も多いようです。
気軽に食べられる、皆が大好きなパッタイ。何度食べても食べ飽きない、お手軽タイのグルメです。
今冬の平均気温25℃以上の人気旅行先
(C)PR TIMES
第4位はセブ、以降バリ、ハノイ(ベトナム)、グアム、ホーチミン(ベトナム)、プーケット、ダナン(ベトナム)という結果になりました。いずれもストレスが溶けてなくなりそうな、暖かくのんびりした時間の流れる旅行先ですね。
気温・気候と文化・食・気質は密接に影響していることが分かりますね。
さて、あなたはいずれの都市に魅力を感じたでしょうか。2018年はどこへ旅しますか。
[世界を牽引する旅行検索エンジンKAYAK、日本人旅行者による 「気温別人気旅行先ランキング」を発表]
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