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ニュージーランド・ウェリントンからやってきたハイグレードなコーヒー
(c)Shio Narumi
エスプレッソのコーヒーが主流のウェリントンでは、大型チェーン店ではなくブティックコーヒーのショップがひしめき合います。その中でも市民の絶大な支持を得たモジョコーヒー。この「モジョ」には、「自分にしかない力」という意味があります。
ここ日本でも変わらずに力を入れているのは、コーヒー豆のクオリティの高さ。豆選び、そして鮮度にこだわり、本国と同じレシピで焙煎しています。ウェリントンのこだわりのコーヒーが日本で味わえるのはうれしいですね。
日替わりのブレンドコーヒーはもちろん、ニュージーランドで定番の「フラットホワイト」を是非味わってみたいところ。ラテより泡とミルクが控えめなので、エスプレッソ感が楽しめます。日本ではミルク感の強いラテが多いですが、こちらのフラットホワイトは、コーヒーの酸味や苦み、香りといったものがしっかり伝わってきて、実にいいバランスです。ラテ好きの筆者は一発でファンになってしまいました。
伝統のスイーツ、ホットクロスバン
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英語圏に伝わるこのホットクロスバンは、ニュージーランドでは新年に入るとちらほらと出てきて、イースターに楽しむ季節のスイーツです。ドライフルーツとスパイスが入って、クロスで彩られるのが特徴とか。
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いただいてみると、温められたパンの柔らかさ、甘味にほっとします。この甘味の秘密は、表面にうっすらかかったアプリコットジャムだそう。ドライフルーツはレーズンとオレンジピール、スパイスはシナモンとナツメグが使われていますが、どぎつくなく、マイルドな風味です。そしてクロスの部分が、キャンディのようにカリカリし、なんとも楽しい食感のアクセントになっています。バターの塩気がよく合います。
天然酵母でつくられたこのバンは、併設のベーカリー「Urban Bakers」で焼かれたもの。ホットクロスパンとセットドリンク650円です。
ホットクロスバンは朝に食べるイメージのものらしく、こちらのカフェでも朝によくオーダーが入っているそうなので、早めにおでかけください。
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陽の当たる明るい店内で楽しむニュージーランド
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お客さんは、土地柄のせいかファッション関係の方、若い女性が多いそう。銅を使った個性的なシャンデリアが目を引きます。
店舗では、ニュージーランドで人気のレモンポレンタ、キャロットケーキやバナナローフといったスイーツが、またハム&チーズクロワッサンなどのサンドイッチがいただけます。
コーヒーの他、ニュージーランドから取り寄せたオーガニック・ソーダやクラフトビールも珍しく、そそられました。
なお、直営店は原宿のほか、神楽坂、早稲田にもあり、違ったテーマのインテリアの中、同じメニューが楽しめます。
Harajuku
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-22-15
Tel : 03-6721-0263
営業時間 :
月〜金 8:00〜19:00
土日・祝 9:00〜19:00
http://mojocoffee.jp/cafe/