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赤みがかったハワイの「ハワイアンソルト(アラエアシーソルト)」に、英国王室御用達の「マルドン・シーソルト」など、TABIZINEでは世界のおいしい天然塩をご紹介してきました。今回ピックアップするのは、ベトナム北中部ゲアン省生まれの「古式天日塩」です。
カリカリ、サクサク、後を引くおいしさ!
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カルシウムやマグネシウムなどのミネラルたっぷり、深い旨みが特徴的な「古式天日塩」。大ぶりの塩の結晶はカリカリ、サクサクとした食感で、テーブルソルトとしても、料理に使ってもおいしくいただける海塩です。冷奴にパラリとかければ、そのおいしさがストレートに味わえます。
塩づくりの盛んなゲアン省
夏は暑く冬は寒いゲアン省は、ベトナムで最も過酷な気候をもつ地域とされています。そんな環境下にありながら、素晴らしい天然塩を作る地域としても知られているのです。
塩づくりの時期は、3〜10月の天気の良い日。古式天日塩は、濃縮海水を作るための「入浜式塩田」と、塩を結晶化するための「天日塩田」の2種類の塩田で作られます。太陽と光、熱を利用して作る、とてもナチュラルな白色度の高い塩です。
極上パンケーキ 〜おすすめの食べ方〜
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おすすめの食べ方は、食塩不使用の発酵バターとケーキシロップをたっぷりかけたパンケーキに、古式天日塩をパラリ。リッチなシロップとバターを上手にまとめてくれるので、味・食感ともに素敵なアクセントになります。いつものパンケーキが洗練された味わいに!
どこで買える?
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国内ではいくつかのメーカーで、ゲアン省の古式天日塩の取り扱いがあります。筆者が購入したのは、食品会社「風と光」から販売中のもの。
ソルトシェイカーのイラストが描かれたキューブ型のパッケージが特徴です。また、収益の一部は子どもの権利や生存の実現を目指す国際NGO団体「Save the Children Japan」に寄付される、という点に惹かれました。300g入りで460円(税抜き)。通販サイトやフランス系ビオショップ「Bio C’ bon」などでも取り扱いがあります。
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