格安ホテルに泊まったら、他の宿泊客の物音で眠れなかった、飛行機の座席が団体客に囲まれていて、話し声で眠れなかったといった旅の経験はありませんか?
ゴールデンウィークで旅行を計画している方、もしかすると今回の旅の途中に騒音で悩まされるような事態が起きてしまうかも・・・。そこで今回は、旅の場面はもちろん、勉強など日常的なシーンでも役立つ「最強」の耳栓を紹介したいと思います。
安くてNRR値が33の使い捨て耳栓を持参する
今までの人生で、耳栓を使用した経験はありますか? 耳栓にもいろいろな種類があって、形状、遮音の性能、フィット感などが商品によって違います。価格帯も全く異なり、一体どれを選んでいいのか分からなくなってしまいますが、基本的に旅に持参する耳栓に関しては、
・NRR(Noise Reduction Ratio)値が33dBと高い
・耳から落ちない
といった耳栓が理想的だと考えられます。
安くて使い捨て前提の耳栓を選ぶ
旅に持参する耳栓は、汚れたり、紛失したりする可能性が高いです。わざわざ高い製品を旅に持っていく必要はありませんから、300円以下など気軽に購入できる耳栓が理想的だと考えられます。
また、使い捨てを前提とした商品であれば、旅先で捨てても問題ありません。旅から帰ってきて、洗ってまた使うといった作業も面倒ですから、安くて使い捨て可能な耳栓をチョイスしてみてください。
NRR値が33dBと高い耳栓を選ぶ
NRRとは耳慣れないですが、Noise Reduction Ratio(騒音低減率)の頭文字を取った言葉で、この数値が大きいほど外の音をシャットアウトしてくれる能力が高いと分かります。
現状で「最強」の遮音性能を誇る耳栓の数値は33dBと言われており、33dBのNRR値を誇る耳栓の場合、33dB分の音をカットしてくれる計算になります。
具体的には怒鳴り声が普通の声になり、普通の話し声がほとんど聞こえなくなるくらいの遮音性能が期待できます。
耳から落ちない耳栓を選ぶ
耳栓の多くは、低反発枕のような弾力のある素材でできていて、一度小さく丸めた状態で耳に挿入すると、耳栓が元の大きさに膨らんで、外耳道にフィットしてくれます。しかし、耳栓が小さいと、膨らんだ状態でもしっかりフィットしない可能性も・・・。
商品の口コミ情報を入念にチェックして、「落っこちやすい」といった評価がある商品に関しては、注意が必要かもしれませんね。
人気の定番ブランドは?
安くて使い捨てができるNRR値33dBの耳栓というと、何だかハードルが高そうな気がしますが、普通に販売されています。その筆頭となる定番ブランドが、MOLDEX(モルデックス)ですね。
筆者も住居人の帰宅時間がバラバラなシェアハウスで暮らしているときにお世話になったブランドで、久々に調べてみると1ペアがヨドバシカメラのネットショップで42円で売られていました。
同社の商品にはさまざまなバリエーションがあって迷ってしまいますが、『MOLDEX 使い捨て耳栓 コード無し お試し8種エコパック』もamazonで490円で売られていました。見ると「ベストセラー1位」との言葉も。
どのモデルが自分にピッタリと合うか旅の前に試してみて、「これだ!」と思う商品をゴールデンウィーク中の旅に持参するといいかもしれませんね。
以上、旅に持参したい耳栓についてまとめましたが、いかがでしたか? MOLDEX以外にも例えば100円ショップにも置いてありますし、無印良品のトラベルグッズの耳栓も人気です。「無印」の場合はケース付きで1セット290円ですね。
こうした商品にNRRは記載されていませんが、無印良品の耳栓に関して問い合わせてみると、医療用など専門的な用途を想定した器具ではないため、NRR値は計測していないと教えてくれました。とにかく高い遮音性を重視したい人は、NRR値が記載されている耳栓をチョイスするといいかもしれませんね。
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