(C)Loco Yoneda
ある日、TABIZINE編集部に届いたお知らせ。言わずと知れた、あの星野リゾートが手掛けるリゾナーレ熱海から、なんとも贅沢な花金プランが登場したと言うのです。いてもたってもいられず、一足先にリゾナーレ熱海の花金プランを体験してきました!
金曜夜は残業しません、今日は定時で帰ります
さて、勝手に花金プランと称していますが、正式名称は「今日は定時で帰ります ぜいたく朝寝坊編」です。
“ぜいたくな夜更かし&朝寝坊”というテーマのもと、働き盛りの女性たちへ、週末の有効活用を提案するこのプランは、金曜日の夜〜土曜日の昼までをリゾナーレ熱海で贅沢に過ごすという内容。
「金曜の夜なので予定がありまして、本日は17時で失礼致します」
そう言って、早々に仕事を切り上げ、さあ、東京駅発18:03の熱海行きの新幹線に飛び乗りましょう!
熱海では、さっそく非日常が待っていた
熱海駅に到着した19:00前、すでに夕闇がせまっていました。駅からホテル専用の送迎バスに乗り、走ること約20分。熱海の高台に建つ「星野リゾート リゾナーレ熱海」に到着です。
暗がりに浮かび上がる、鮮やかなエントランスの明かりが印象的。(C)Loco Yoneda
早々にチェックインを終え、まずは客室へ。案内された客室は、120㎡もある広々とした和洋室タイプのテラススイートルームです。オーシャンビューのテラスからは、熱海の街と海が一望できます。
スタイリッシュな洋室。テラスからは、四季を通じて、熱海の花火も眺められる。(C)Loco Yoneda
客室の一角にある和室。大の字で寝ころべる空間があるのは、嬉しいポイント。(C)Loco Yoneda
「夜景を眺めて、ここで美味しいお酒を一杯・・・」
いやいや、それにはまだ早い!ここはまだ、贅沢な時間の入り口にすぎません。時刻は19:30、ディナーのため、ツリーハウスへと向かいます。
贅沢すぎることこの上なし。ツリーハウスでの貸切りディナー
ホテルに隣接する森のなか、存在感を醸し出している樹齢300年ほどのクスノキ。ツリーハウスは、このクスノキの上にあります。ツリーハウスクリエーターの第一人者・小林崇氏が手掛けた、日本最大級のものだそう。
ツリーハウスへと繋がるウッドデッキは、眩いばかりにライトアップされ、異世界への扉が開かれたような、幻想的な光景。
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わずかな灯りを頼りにクスノキの階段をのぼり、ツリーハウスに到達すると・・・キャンドルの灯火に彩られた、たった一組のディナーテーブルが!
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専属の給仕さんに促され、席につくと、夢のようなディナー・コースの始まりです。
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スパークリングワインで乾杯をしてから、春のフラワーサラダ、バケットとペースト、伊勢海老のブイヤベースをゆっくりと味わいます。そして、食後には、ツリーハウスの中でスイーツ・プレートをいただきました。
春のフラワーサラダ。(C)Loco Yoneda
伊勢海老のブイヤベース。(C)Loco Yoneda
プレートのスイーツは、熱海の銘店のスイーツを厳選。 (C)Loco Yoneda
お料理の美味しさもさることながら、初夏の森の香り、木のざわめき、虫の鳴き声を全身に感じながら、時を忘れて、心いくまでツリーハウスとディナーを堪能した、忘れがたい至福の時、と言えるでしょう。
しかし、夜はまだ終わりません。ディナーの後も、ぜいたくな夜更かしは続きます。
キャンドルナイトで熱海の夜景を楽しむ
ディナーを終えて、スイートルームへ戻ると、そこには思わぬ演出が! 熱海の美しい夜景を客室から楽しめるようにと、テラスにはキャンドルによる光の演出が施されていました。
眼下に広がるのは、熱海の夜景。輝く熱海の夜に、気持ちも華やぎます (C)Loco Yoneda
また、夜更かしを想定してのごとく、室内のテーブルには、スパークリングワインと塩チョコレートが用意され、小腹が空いた時のためにおにぎりの軽食も控えているという、粋な計らい。
塩チョコレート。(C)Loco Yoneda
夜景を眺めながらお風呂に浸かった後、その夜は、遅くまで話に花が咲いたのは、言うまでもありません。
朝寝坊OK、リゾート感溢れる屋内ビーチのブランチ
昨晩の夜更かしのせいか、すっかり朝寝坊。目覚めたのは、朝の光が頬をさすころ。スイートルームでモーニングコーヒーを飲んでから、朝10:00頃、ブランチが用意されている屋内ビーチ「ソラノビーチ Books&Café」へと足を運びます。
ソラノビーチに着くと、早々に通されたのは、白いカーテンで囲まれた、白砂を敷き詰めたカフェの一角。カーテンを開けると、そこには、リゾート感溢れる空間。食事のペースに合わせて、見た目にも鮮やかなブランチが次々に運ばれてきます。
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ブランチ・メニューは、ヨーグルトやオムレツ、パンを始めとして、伊豆地域の名産でもある“ぐり茶”を使ったトースト、季節のスムージー。ちなみに、ソラノビーチでのブランチは、このプラン限定なのだそう!
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(C)Loco Yoneda
ブランチの最後には、ハンドドリップの淹れたてコーヒーが振舞われます。ビーチチェアでくつろぎながら、香り高いコーヒーとともに、流れる時間をかみしめた、極上のひとときでした。
(C)Loco Yoneda
さて、ソラノビーチを後にして、再び客室へ。このプランはレイトチェックアウト(13:00)のため、ブランチの後でも、二度寝ができるほどの余裕があります。
せっかくなので、テラスで穏やかな海を眺めながら、チェックアウトまでを過ごすことに。チェックアウトまでの名残惜しい気分が一層、熱海の景色を胸に残します。
(C)Loco Yoneda
そして、迎えたチェックアウト。送迎バスに揺られ、14:00に熱海駅に到着です。その後、熱海散策を夕方までしっかり満喫し、帰路につきました。
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なんとも贅沢な非日常を体験できるこのプラン、遊び疲れて帰っても、日曜は終日自宅で休めるのが、さらに嬉しいところです。
でも・・・ごめんなさい! 確認したところ、すでに現時点で、「今日は定時で帰ります ぜいたく朝寝坊編」プランは完売御礼となってしまったのだそう。 ですが、プランのなかで紹介したツリーハウスのある「森の空中基地 くすくす」や「ソラノビーチ Books&Café」は宿泊者ならば利用可能となっていますので、通常の宿泊で訪れるのもオススメ。非日常の空間が、あなたを待っています。
https://risonare.com/atami/
「今日は定時で帰ります ぜいたく朝寝坊編」
https://risonare.com/atami/experiences/todayisfixed/