ゴールデンウィークも明けて、新生活の疲れが出やすい5月。ゆっくりする自分の時間がほしいなあと思っても、仕事に家のことにと、慌ただしく過ごす毎日でせいいっぱいになりがちですよね。
気分転換に外出したくても、疲れとやるべきことがのしかかってきて、ついダラダラと過ごしてしまう。そんなあなたに伝えたいこと。
サーモスが開催したトークイベント、プロジェクトマネジメントのプロの米澤創一さん(慶應義塾大学大学院特別招聘教授)と料理研究家の田内しょうこさんのお話から、ゆとり時間を生み出すコツが学べそうですよ。
ストレスをためないためのタスクリストって?
ゆとり時間をつくるためには、まず、やるべきことをリストアップすることが大事だと田内さんはいいます。
いやいや、そのタスクリストが心にプレッシャーを与えるんです、そう思った人、きっといるはず。でも、やるべきことを実際に書き出してみると、案外「これだけ?」ということもありますし、はっきりと目に見えるかたちにすることで不安やストレスは軽減されることも多いもの。
「考えながらやる事はストレスがかかるため、目で見て一つずつ確認する事と、その中で自分が出来ること、できない事の優先順位を決めること。やらなくっちゃ!こんなにある!という気持ちを捨てて、具体的何があるのかイメージする事。ひとつひとつ小さい事をばらして考えると大したことじゃないことが多いため、それを順番に目で確認しながら自分で潰していくことが、結果的に早い事に繋がる。自分のルーティーンを作ることが大事」(田内さん談)
心を重くしている「いろいろ」を具体的な「ひとつひとつ」にすることが、実はストレスをためないコツなんですね。
タスクリストを仕分けする
さらに、リストアップしたタスクリストを、仕分けすることも有効。リストの中には実は、簡単に片付いてしまう楽なこともあるはずです。そうした楽なタスクは先に片付けてリストを減らす、“ながら作業”で片付けてしまうなどの工夫もできそう。
手続きや連絡ごと、調べること、考えることなど、種類ごとにまとめてやってしまうのも手。特に、得意なことは先にまとめてやってしまいましょう。
記録をとることが、無駄な時間を減らす
何にどれくらいの時間がかかるかを記録する。「それこそ面倒」、そんな声がきこえてきそうです。
しかし、どれくらい時間がかかるかわからなくて不安になったり、実際にかかる以上の時間とプレッシャーを見積もってしまったりしていませんか?
米澤さんは、「記録を取ることによって、無駄な時間が減らせると思っている。自分がどういう生活をしているかを正確に知ることが大事。自分が捨てている時間を見つけて捨てなくするだけで結構時間が見つかることがある。自分が捨てている時間が何かを知ることが重要なスタートポイントだと思う」と教えてくれました。
どれくらいの時間が必要か常に意識することで、今まではついスマホなどを眺めていた隙間時間を、もっと上手に使えるようになりそうですね。
一日のうちで、自分が一番元気な時間を知る
あなたが一番元気になる時間って、一日のうちのいつでしょうか。そう聞かれると案外わからない、意識したことがない、という人も多いのでは?
無気力なときより、元気なときの方が、当然効率はいいものです。一度ふだんの自分の一日を振り返って、活動的になれる時間帯を探ってみてください。調子のいい自分のゴールデンタイムに、なるべく多くのことを詰め込んで活用するのが、ゆとり時間を生み出すコツです。
ほったらかし調理を上手に活用すれば、ぐんと楽になる!
手作りのご飯を毎日いただきたい人にとって、お料理の時間を短くするテクニックはとっても重要。手間をかけずにおいしい料理を作ることができれば、助かりますよね。
イベントでは、ほったらかし調理ができる「真空保温調理器シャトルシェフ」を活用することをすすめていました。
真空保温調理器シャトルシェフ/KBJ-3000 (C)THERMOS
短時間加熱した後、保温容器に入れるだけ。余熱で調理するため、コンロにつきっきりになる必要がなく、朝仕込んで会社に出勤したり、休日に仕込んでおいて外出したりできます。
じっくりと味がしみ込んで、素材本来の風味や旨みを生かしたメニューが作れますよ。しかもガス代・電気代の節約にもなるそうです。
手間をかけずに、驚くほどおいしく作れるなんて、便利ですよね。
いかがでしたでしょうか。時間管理や時短料理のコツをつかんで、ゆとり時間を楽しんでくださいね。きっと旅行に出かけるお休みも、今までより上手にとれるようになりますよ!
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