ニュージーランドは「ならでは」が多い!
NZのお土産、何か有名なものあるかなと思ってもあまり思いつかないという人も多いと思います。これだ!という典型的なお土産ってないかもしれないのですが、街のお店に出かければ、ニュージーランドならではのアイテムが案外あるんです。それも、なかなかクォリティも高くてこだわりの品々が。友達にも、自分にも嬉しい5品と、スーパーマーケットでも手に入る気軽なお土産まで、ご紹介します。
グリーンストーンのジュエリー
グリーンストーンはNZの原住民族マオリ族のことばで「ポウナム」。日本語ならおなじみ、翡翠(ヒスイ)です。もともとはマオリ族が災いから身を守るために身につけたもので、形によって祈りのテーマが違います。上の写真はヘイ マタウ(釣り針)で、その意味は「安全にうちに帰る」だそう。災いのない旅からきちんと帰ってこられると信じられているそうです。
同じテーマでも様々なデザインや大きさがあるので、自分の願い事に合ったお気に入りを見つけられるはずです。
伝統的なデザイン以外にもピアスやリングもありました。翡翠自体の価格はあまり高くないので、数千円からと手ごろです。
NZでしか作れないハーブティー
NZのカフェ文化は今かなり盛り上がっています。カフェではコーヒーはもちろん、様々なハーブがブレンドされた紅茶も人気。
その中でもNZならではのものが、カワカワ ティーとマヌカ ティーです。カワカワはコショウの仲間で料理にも使われます。胃腸や炎症にいいといわれているそうです。マヌカはご存知のように、蜂が蜜を集めてくる花が咲く木の一つ。こちらは消化を助けて感染症にいいそうです。
ウェリントンのアポセカリーは3人の女性が始めたお店。ハーブティーのほかにも、サプリメントやヘアケアのプロダクトをされています。すべてオーガニックな素材を使った手作り。
店内には10種以上のハーブティーがあるので、効能を確かめて選んでみてくださいね。
100A Cuba Mall, Te Aro, Wellington
月‐土 10:00‐17:00
日 11:00‐16:00
http://www.wellingtonapothecary.co.nz/
ビーン トゥ バーのオリジナルチョコレート
最近よく耳にするようになったビーン トゥ バー。その名の通り、豆からチョコ(バー)を作るというお店が世界的にも人気です。ウェリントン チョコレート ファクトリーでは、輸入された豆の袋が積まれていたり、チョコレートを作る工房がガラス越しに見れたりと、チョコレート工場の工程を見ることができます。
この日棚に並んでいたのは、オーガニックミルク、カリカリ塩カラメル、クラフトビール、チリライムピーナッツなど。どれも独特なフレーバー。価格は9.9NZドルですからチョコレートとしては高めですが他にはない味をお土産にして、家族や友達と食べてみたくなりますよね。
この日はドミニカとペルーの豆からチョコレートを作っていました。
5 Eva St, Te Aro, Wellington
月‐金 10:00‐18:00
土 10:00‐17:00
日 11:00‐16:00
http://www.wcf.co.nz/
ピーナッツバターも種類が豊富!
Fix & Foggはピーナッツバターのメーカー。その直売所がチョコレートファクトリーのそばにあります。こんなところにあるのかなという路地裏に半地下の窓があるだけ。この窓から買うんです。
スーパークランチー、スムースなどは王道です。チョコレート、フルーツ、ハニーは味を想像できますが、スモーク アンド ファイアーってどんな味なんでしょう。ニュージーランドのKAITAIA FIRE社のチリをつかった辛いものだそうです。375gのものは1本8NZドルです。店頭特価で2本なら14NZドルと書いてありました。
刻印入りの鉛筆
最後は、NZ第三の都市ダニーデンの鉛筆です。昔ながらの活版印刷の製本をする店が残っています。このお店でオーダーできるのが好みの刻印を入れてくれる鉛筆です。色とりどりでもよし一色でもよし。20本単位のオーダーで45NZドルです。
まだ使っている活版印刷の機械は年季が入っています。鉛筆のほかにも、カードやノート、アルバムなど、ここでしか手に入らないものばかり。すべて手作りでぬくもりが感じられます。気さくなオーナーが対応してくれましたよ。
スーパーマーケットで手に入れるお土産!
どこの国に旅行に行っても必ず覗きたいのがスーパーマーケット。今回はクライストチャーチのCity Marketに寄ってみました。
Wittaker’s のチョコレート。12個入りで5.29NZドルです。
フレーバーが6種類ほどありました。これは職場にいいかも。
マヌカハニー。UMF+5とか+10と書かれていますが、これがマヌカハニー独特の成分の含有量を示すそうです。
250gで20NZドル前後から。健康を気にするあの人にどうでしょう。
フェア・トレードのコーヒーもぜひ。搾取労働ではない方法で運営する農園から届いた豆です。
ピーナッツバターの品ぞろえが豊富!Fix & Foggのもありました。375gで6NZドルから。
それに、CookieTimeは定番のおやつ。こちらはニュージーランド航空の機内でいただきました。
今回ご紹介した商品はほんの一部。探せばもっともっと面白いものが見つかりそうです。それに、お店もいろいろ。もっと自分の好みに合ったお店もあるかもしれません。
NZの都市部は東京に比べればかなりコンパクトなので、散歩しながら町中をショッピングして回れますよ。
[All photos by Atsushi Ishiguro]