【機内食ルポ】ニューヨーク〜成田「JAL」エコノミークラス

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Jun 2nd, 2018

2018年4月、ニューヨークJFK空港→成田空港で利用した、JAL3便エコノミークラスの機内食についてレポートします。近年各エアラインがLCCに差をつけようと機内食に力を入れていますが、トリップアドバイザーで「世界の人気エアライン2018」2年連続日本のベストエアラインに選ばれているJALはどうでしょうか。

JAL国際線エコノミークラス【機内食ルポ】ニューヨーク〜成田の機内食
(C)PR TIMES

ニューヨークJFK空港発

JAL国際線エコノミークラス【機内食ルポ】ニューヨーク〜成田の機内食

ニューヨーク近郊には、JFK空港、ラガーディア空港、ニュージャージーのニューアーク空港の3つの空港があります。全米最大規模がJFK空港。もともとゴルフ場の敷地だっただけあり、とにかく広いので、自分の乗る飛行機がどちらのターミナルから出発するのか把握しておくことが大切。JALはターミナル1より発着します。

JAL国際線エコノミークラスのドリンクメニュー

JAL国際線エコノミークラス【機内食ルポ】ニューヨーク〜成田の機内食

(C) Sara Aoyama

さて、無事機上の人となり、落ち着いたところで機内食が始まるようです。ドリンクメニューを見てみましょう。ウィスキーやブランデー、ウォッカなどのハードリカーもありますよ。でも、揺れのある機上で悪酔いすると困りますね。ワインをチョイスしましょう。

JAL国際線エコノミークラス 2018年5月の機内食メニュー

JAL国際線エコノミークラス【機内食ルポ】ニューヨーク〜成田の機内食

(C) 日本航空 

ディナーは、ポークカツカレーかチキンのトマト煮の2択。メニューは手元にはなく、フライトアテンダントに提示されて、その場で即決スタイル。メニューをゆっくり眺める暇はありませんでした。チキンを選択しました。

アメリカ発の機内食はイマイチの定説は崩れるか?

どのエアラインも、日本発の機内食は美味しいのですが、アメリカ発はイマイチが多いのです。機内食に力を入れているらしいJALはどうでしょうか。

ニューヨーク発 JAL国際線エコノミーのディナー 

JAL国際線エコノミークラス【機内食ルポ】ニューヨーク〜成田の機内食
(C) Sara Aoyama

やってきました。

チキンのトマト煮ビネガー風味がメイン。マッシュドポテトと、野菜が添えられています。チキンの上のサイドディッシュが、左周りにビーフパストラミとチキンサラダ、フレッシュフルーツ、きんぴら蕎麦、フレッシュサラダ。ワインは赤ワインを選びました。JALは機内食に力を入れていると楽しみにしていましたが、期待値には届かなかったかなというのが正直なところ。日本発の機内食は美味しくても、アメリカ発はイマイチという定説が崩れないのは残念。

デザートのアイスクリームはハーゲンダッツ。ANAと同じでした。

JALエコノミークラスの機内食

http://www.jal.co.jp/inter/service/economy/meal/

ニューヨークから日本までの飛行ルート

JAL国際線エコノミークラス【機内食ルポ】ニューヨーク〜成田の機内食

(C) Flight Trader 24

JAL国際線エコノミークラス【機内食ルポ】ニューヨーク〜成田の機内食

(C) Flight Trader 24

スマートフォンやiPadで見られるアプリflightradar24で、各エアラインの飛行ルートが見られます。空港に出迎えに行く時なども、実際の離発着時間が分かるので、便利かもしれませんよ。サイトを見ると、空はこんなに混み合っているのかとビックリします。

ニューヨーク発 JAL国際線エコノミーの朝食

JAL国際線エコノミークラス【機内食ルポ】ニューヨーク〜成田の機内食
(C) Sara Aoyama

日本到着前の朝食は、1種類のみ。
リガトーニパスタ ケールクリームソース、チーズとクラッカー、フレッシュフルーツ、ヨーグルト。ストロベリーバナナのヨーグルトとグレープフルーツは、さっぱりして嬉しいですね。

でも、このパスタはどうなんでしょうか。見た目のプレゼンが低い気がします。以前利用したユナイテッド航空やANAのエコノミーと比較すると、限られた予算内でワクワク感を出そうとしている雰囲気がありません。パスタは色も地味目で、味もそれなり。機内はやや暗いので、見た目の色合いに工夫が欲しいところです。

飛行機を降りる前に「さすがJAL、また乗ろう」と乗客のテンションを高めて欲しい気がします。次回の機内食に期待したいですね。

[JAPAN AIRLINES]
[Photo by shutterstock]

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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