かつて「高原の原宿」と呼ばれることもあった清里ですが、現在は爽やかな高原リゾートにおしゃれなショップが集まるエリアが点在し、見逃せない旅先となっています。
今回は、その中からフォトジェニックすぎる「萌木の村」を現地ルポ。グルメ、お土産、散歩、どれをとってもおすすめといえるスポット。SNS映えを狙うあなたも必見ですよ!
萌木の村おすすめお散歩コース
萌木の村は、八ヶ岳の清里にたたずむ、フォトジェニックな村。今をときめくガーデンデザイナー、ポール・スミザー氏によるお庭は、緑輝く美しい風景が広がり、絶好のお散歩スポットと言えます。
まるで海外の田舎村を訪れたような気分になる村内には、おしゃれな雑貨店やレストラン、ミュージアムがあちこちに。ぶらぶらとお散歩しながら気になったお店に立ち寄れば、とっておきのグルメや清里土産が見つかりますよ。
妖精の家を抜け、滝見の丘へ
中央の広場の先には、森の中に通じるちょっとした散策コースがあるんです。早速散策してみましょう。
途中、「妖精の家」の看板を発見!
そしてさらにすすむと、「滝見の丘」へ。どんな景色が広がっているんでしょう。
丘からは、木々の間から遠くに滝をのぞむことができました!秘密の場所を見つけたような気分。
森の中にある日本唯一のメリーゴーランド
滝見の丘から戻り、さらに散策すると、森の中のメリーゴーランドを発見!
メリーゴーランドを眺めながら楽しめるテラスカフェは、わんちゃんOK。スープカレーや焼きカレーなど、洋食を中心としたメニューと季節感溢れるスウィーツや豊富なドリンクメニューがそろいます。
おいしそうな屋台メニューにもそそられます。こちらでちょっと休憩しましょう。
粗挽き感がたまらない「焼きソーセージ」
濃厚なぶどうジュース
山梨シャインマスカットサイダー
爽やかな高原の空気のせいか、どれもおいしく感じます。メリーゴーランドのオルゴールの音色が響く中、至福のひととき。
お店そのものが作品のよう。お土産選びに立ち寄りたいおしゃれなショップ
香りがテーマのお店「フェアーヘブン」
味わい深いオリジナルの焼き物が並ぶ「萌木窯」
八ヶ岳の自然木を使ったクラフト作品のお店「自然木工房ONO」
心和むカントリー雑貨店「シュガープラム」
村のあちこちには、可愛らしい店構えのショップがたくさん。気になるお店に吸い込まれるように立ち寄っていると、あっという間に時間がすぎていきます。
素敵なものが多すぎて、衝動買いがとまらない(笑)!
カフェやレストランも充実。気分に合わせて選べます
先ほどのメリーゴーランドカフェだけでなく、レストランなどグルメスポットも充実していますよ。こちらは季節の花々を愛でながら一休みできるガーデンカフェ&花苗・雑貨のお店「フェアリーテイルズ」。
こちらはランチと自家製ケーキのお店「キャロル」。家庭的なランチを楽しめます。フロントデッキのテーブルはワンちゃんOKです。
村内にはオルゴール博物館もあるのですが、博物館内の「カフェ・ラ・リモネール」でも優雅なティータイムが堪能できますよ。
世界一にも輝いた「ROCK」のクラフトビールとファンの独特のカレー
さて、萌木の村に来たら絶対はずせないスポットが、実はまだあります。それが、数々の賞を受賞した八ヶ岳ブルワリーの「八ヶ岳クラフトビール タッチダウン」を味わえるレストラン&ショップの「ROCK」。こちらでは、その独特の味わいに虜になるファンも多いというオリジナルのカレーも人気です。
クラフトビールは、爽やかなピルスナー、カラメル麦芽のデュンケル、マイルドな苦味の清里ラガー、長期熟成のプレミアム ロック ボックをはじめ、期間限定のものもあります。
アルコール好きの筆者は、期間限定のフルーティーなヴァイス(通常春夏)、冷やさなくてもおいしいアルト(秋冬)、チョコレート麦芽のシュバルツ(冬)も含め7種類飲んでみましたが、どれも格別の味わい。個人的なおすすめは、デュンケル。バランスのとれた深い味わいは、濃厚ながら飽きずにずっと飲んでいられるおいしさでした!
噂のROCKカレーのレトルトもお土産にいいですね。カレーなのにカレーじゃない、そう言われる理由を、あなたもぜひ体験してみてください。
萌木の村への行き方
20以上の個性的な施設が集まる萌木の村は、清里駅から徒歩約8分。もちろん駐車場もあります。1日かけてじっくり散策する価値のある、見どころがつまった素敵な村です。
http://www.moeginomura.co.jp
住所 山梨県北杜市高根町清里3545
電話 0551-48-3522
営業時間
10:00〜18:00(夏季)
10:00〜17:00(冬季)
※夏季:5月~11月/冬季:12月~4月
年中無休
[All Photos by Aya Yamaguchi]