京都旅の楽しみでもあるお土産探し。定番の和菓子や洋菓子もいいですが、甘いものが苦手な人への贈り物はちょっと悩んでしまいがち。
今回は日本人なら誰しもが喜ぶこと間違いなしの、京都で愛され続ける塩昆布をご紹介しましょう。
京都が誇る名料亭の支店「御所雲月」
京都御所の東、閑静な寺町通りに佇む「御所雲月」。昭和45年に洛北で創業した懐石料理店「雲月」の支店です。老舗料亭でもある雲月は敷居がやや高めですが、「御所雲月」はランチが3千円台からいただけるとあって気軽に利用しやすいのも魅力。
1階では雲月オリジナルの商品を販売。お食事処を利用しなくても購入可能です。名物の塩昆布やポン酢、七味などの調味料が揃います。
極細で上品な味わいの「小松こんぶ」
贈答向けの桐箱入りの瓶詰めもありますが、自分用にピッタリな袋入りも(648円)。
一般的な塩昆布よりもかなり細めの小松こんぶ。サラサラとした手触りが特徴。懐石料理の流れとして「塩辛くなく」「柔らかく」「えぐみのない味」を追求して生まれたのだとか。ちなみに御所雲月では、お茶請けとして登場するのだそう。
まずは温かいご飯とともに・・・
お酒の肴として、お茶請けとしてそのままいただいても絶品の小松こんぶですが、ご飯にもピッタリ。極細なのでお米との馴染みも抜群。塩感よりも出汁感がやや強く、それでいて上品で繊細な味わい。京都が誇る料亭が炊き上げた贅沢なおいしさを実感。
TKG(玉子かけご飯)にも見事にマッチ。昆布の奥深い出汁がまろやかな玉子と絶妙に絡み合い、至福のハーモニーに。山椒が控えめなので子供にも喜ばれそうです。
奥深い出汁と旨味が野菜のおいしさを引き立てる!
旨味や塩味、甘味のバランスがいい小松こんぶは野菜とも素晴らしく調和。ちぎったキャベツに和えるだけで、簡単にお酒のアテが完成!ビールが進むのは言うまでもありません・・・。
大根とも相性抜群。さっと和えて数分置くだけで昆布の出汁が大根に馴染みます。大根の味を引き立たせつつ、昆布の食感と旨味もアクセントに。
「小松こんぶ」は、ジェイアール京都伊勢丹や京都タカシマヤでも購入可能。
京都が誇る名料亭が炊き上げる贅沢な味わいを、大切な人へ贈ってみてはいかがでしょうか?
[All photos by Nao]