悠久の歴史と文化で育まれた京都。寺社巡りの途中に、甘味処でゆったり寛ぐのも京都旅の醍醐味。今回は、どこかほっとする素朴な味わいがたまらない「豆かん」が名物の甘味処をご紹介しましょう。

銀閣寺を参拝した後に立ち寄りたい、落ち着いた甘味処

銀閣寺から歩いて8分ほど、鹿ヶ谷通沿いにある「銀閣寺 㐂み家（きみや）」。周辺は閑静な住宅街が広がり、落ち着いた雰囲気。祇園や四条河原町などの喧騒から離れて静かな風情を感じたい時にもオススメのエリアです。

店内は白い壁に洋風のテーブルと椅子が配され、レトロモダンな空間。窓からは柔らかな日差しが差し込み、心地よさ抜群です。参拝後のひと休みや散策の途中にピッタリ。

艶感とふっくら感がたまらない赤えんどう豆

バニラアイスをトッピングした豆かん（750円）。トッピングなしの豆かんはもちろん、白玉入り、あんことバニラのW乗せなどバリエーションも豊富。

つるつるの寒天とふっくら艶やかな赤えんどう豆。そしてその上には完璧な丸いフォルムのバニラアイスが鎮座。幸せすぎるビジュアルにうっとり・・・。

お店の基本の味を堪能すべくスタンダードな豆かんといつも迷う筆者ですが、やっぱりアイスの誘惑には勝てません（笑）。

スッキリした寒天は暑い夏にピッタリ

自家製の寒天はプリッと弾けるような食感。清涼感あるスッキリした味わいが暑い京都の夏にもピッタリ。赤えんどう豆のほんのりした塩気と、黒蜜のまろやかな甘みも絶妙にマッチ。どこかほっとする、素朴なおいしさです。

寒天、赤えんどう豆、黒蜜が至福のハーモニーを奏でる「㐂み家」の豆かん。銀閣寺参拝の後やお散歩のひと休みに、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

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Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。