(C)Hotel Vintage
ペントハウスやセカンドハウスのような雰囲気で、東京で“暮らすように泊まれる”ホテルを発見! 銀座や日本橋からもほど近い新富町に誕生した「ホテルヴィンテージ」。全9室というスモールラグジュアリーなホテルを楽しんできました。
本当は誰にも教えたくない東京の秘密の隠れ家
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オフィスビルやマンションなどが建ち並ぶ一角で、ひときわ異彩を放っている市松模様の外観。空に向かって伸びるような、細長い10階建ての建物が、2018年5月に誕生した「ホテルヴィンテージ」。取材当日は、あいにくの雨模様。茶色とシルバーからなる市松模様のファサードは、その日の天気によって、ダークブラウンやグレー、赤茶色などと、表情を変えるのだとか。一見しただけではホテルとはわからない、秘密めいた雰囲気に期待が膨らみます。
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温かみのある小ぢんまりしたフロントに迎えられ、客室へ。なんと客室へ行くには、フロント奥の黒い扉を開けて外エレベーターを使う、ホテルとしてはかなり珍しい造り。しかも1フロア1ルームの客室レイアウトで、スモールラグジュアリーな空間をつくっています。
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「実はここ、駐車場だったんです」と話すのは、スタッフの須賀さん。そんな狭小地をうまく利用し、アイデアを生かしているんです。「客室の家具や調度品も、すべて職人さんによるハンドメイドで、モダンで居心地のいい空間にこだわりました。市松模様をイメージした外観を含めて、時を経るごとにこの街や人に溶け込んでいく、熟成されたワインのような“ヴィンテージ”な存在になれたらいいなと思っています」。なるほど! ホテルの名前もそこからきているんですね。
インテリア雑誌に載っていそうな至福の9室
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案内された客室は、ハリウッドツインのスーペリアスイート。飴色に艶光する板張りの床にグレイシュブルーの壁面、大きなソファー、観葉植物・・・ モダンでぬくもりある客室は、靴を脱ぐスタイルということも手伝って、セカンドハウスや秘密の隠れ家のような雰囲気。幅240㎝の大きなシモンズ社製のベッドも気持ちよさそう! 木や革、スチールなどを巧みに使ったテーブルやチェアも素敵で、部屋でのんびり1日中過ごしたいなぁ~と思わせるゆるやかな時間が流れています。広さも約30平方メートルと十分な広さで、チェアが配されたラナイ風のベランダも。
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「当初は、お二人様での利用が多いと想定したいのですが、現在はグループやファミリーでのご利用が断然多いですね。80%以上が海外からのお客様です」とは、前述の須賀さん。確かに1室2万円~なので、4名で宿泊すれば1名5000円と、かなりお得!
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このスーペリアスイートは8~10階に全3室。2~7階にはジュニアスイートが6室あり、こちらはツインタイプ。靴脱ぎスタイルの板張りの床、広さなどは一緒ですが、壁面がオフホワイトなどとなっています。客室には、ミネラルウォーターやコーヒーのほか、スープなども。国内外の通話やデータ通信が無料で利用でき、外へ持ち出しも可能な「handy」も常備。
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1フロア1ルーム、わずか9室しかないスイート仕様の客室は、隣室の音なども気にすることなくプライベート感にあふれ、思い思いのスタイルで過ごせそうです。
◆ホテルヴィンテージ(Hotel Vintage)◆
【住所】東京都中央区入船2-10-7
【料金】1室2万円~
【CHECK IN/OUT】15:00/11:00
【客室数】9室
【アクセス】東京メトロ「新富町駅」7番出口より徒歩3分
【HP】
ホテルヴィンテージ
TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター
10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き! 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
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