ニューヨーク旅行といえば、一番有名なランドマークはエンパイア・ステート・ビルディング。このビルの上からマンハッタンを見下ろしたくて、毎年世界中から420万人もの観光客が訪れます。1930年着工、1931年完成の2018年で87歳。2018年8月より入り口が変更され、以前より広々したロビーがオープンしました。新装の様子を、ニューヨークより現地レポートでお届けします。
エンパイア・ステート・ビルディングの入り口は、34丁目に変更
新しいエンパイア・ステート・ビルディングの入り口は、20 W 34th Street(Between 5th & 6th Ave)。
場所は34丁目の大通り沿いで、5番街と6番街の間。上記の写真は6番街方向から、エンパイア・ステート・ビルディングに向かっています。右手に見えるカジュアルブランドGAP(ギャップ)の並びを直進すればOK。以前より分かりやすくなりました。
展望台に上らなくても、無料で入れます
入り口にドアマンがいますが、展望台まで上らなくても、チケット売り場のある2階までは無料で入れますよ。新しい入り口から、入ってみましょう。過去に訪れたあなたは、以前の入り口から現在は入れませんので要注意。
広くなったロビー
従来の5th Ave(5番街)のロビーより広々としていますね。8月に出来たばかりなので、綺麗です。サインは各国語対応で、日本語でも表示されますよ。日本人を歓迎してくれているようで、嬉しいですね。
インスタ映えスポット色々
この前で写真を撮ってくださいと、撮影スポットが各所に。
エンパイア・ステート・ビルディングの模型もあり、モニタースクリーンからは展望台からの眺めが映し出されます。
一番の見ものは、エンパイア・ステート・ビルディングのミニチュア
モデルメーカーのRichard Tenguerianが、105日間で作ったミニチュア。ミニチュアといっても、重量1,274ポンド(約578Kg)。15,000個のLED電球が付いており、実物同様にライトショーを再現出来るとのこと。 また、窓の数も実際と同じ6,514個あります。とても精密に出来ているのですよ。
日本語対応の自動発券機
チケット売り場もリニューアル。階段を上った2階にあります。新装自動発券機は各国語対応ですので、日本語でチケットを購入出来ます。
10年間改装プロジェクト
エンパイア・ステート・ビルディングも87歳ということで、2019年末完了予定で10年がかりの改装プロジェクトが進行中。新装ロビーは、第1段階です。どう変わっていくのか興味があるあなたは、SNSの#esbreimaginedを要チェックです。
お土産を買い忘れたら
ビルを出てから、お土産を買い忘れたことに気がついたあなたは、入り口前のキオスクでも買うことが出来ますよ。エンパイアのミニチュアが3個10ドルだったので、ビル内で買うより安いはず。上写真左手がキオスクです。
晴れた日と夜景がオススメ
86階まで上るには、37ドルかかります。展望台に上がるなら、もちろん晴れた日がオススメ。
ご覧になって頂きたいのは、やはり夜景。ギラギラとしたパワフルな夜景はニューヨークならでは。ニューヨークに溢れるエネルギーが、立ち昇ってくるよう。忘れられない思い出になるはずです。
Empire State Building – Dead & Company – Touch of Grey – Live Music-to-Light Show/Empire State Building
どうしても時間がない、予定の日に雨に降られてしまったあなたは、ロビーのミニチュア前で写真だけ撮ってもOKだと思いますよ。入場料37ドルかかるところが、ロビーなら無料なのですから。
住所:347 5th Ave, New York, NY 10016 アメリカ合衆国
高さ:1454フィート(約443メートル 基部からアンテナまで)
営業時間:年中無休 午前8時 – 深夜2時(最終の上りエレベーターは午前1時15分発)
一般入場券は2種類
1.86階展望台のみの入場券、大人$37.00(2018年9月現在)
2.86階と102階の2つの展望台セットの入場券、大人$57.00(2018年9月現在)
URL:http://www.esbnyc.com/ja(日本語)
[All Photos by Hideyuki Tatebayashi]
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