日本人はイギリスに行ったら、どこに泊まって、何をして過ごしているのでしょうか?
みなさんもロンドン以外どこがどれだけ人気なのか、いまいちピンと来ないのでは?英政府観光庁のデータから、日本人に人気のエリア、過ごし方をみてみましょう。
イギリスに行く日本人に人気の渡航時期
イギリスの訪問時期としては、旅行者の33%が7~9月を選択しています。これはイギリスのベストシーズンで、晴れる日が多く、日本ほど暑くなくて気持ちがいい時期です。さすがに今年はイギリスも猛暑でしたが。またイギリスと言えば、バラが有名ですが、7月は最盛期と言われています。その次に人気の時期は10~12月で、25%が訪問しています。
日本人はどんな宿に泊まっているのか?
日本人全旅行者の宿泊数合計のなかで、ホテルやゲストハウスが41%、親戚宅や友人宅が24%、ホステルなどが13%、B&Bが8%となっています。休暇でイギリスに行く人たちは平均5泊、親戚や友人訪問目的で行く人は平均13泊なので、親戚宅や友人宅の割合が高くなっているんですね。
日本人がロンドン以外で泊まるのは?
日本人全旅行者の宿泊数合計のなかで、ロンドンでの宿泊が49%になっています。やはり多いですね!それ以外で泊まっているのは、オックスフォードやリゾートタウンのブライトンがある南東部が16%、マンチェスターや湖水地方のある北西部が9%、コッツウォルズや世界遺産のバースがある南西部が6%です。
都市別で言えば、ロンドンに次いで、エジンバラ、オックスフォード、マンチェスター、ケンブリッジが日本人の人気の宿泊地です。どれもかなり聞きなれた名前のところばかりですね。
日本人が好きなアクティビティは?
日本人が一番好きなアクティビティはショッピング。一番買っているのは、衣類や靴です。イギリスには、ジョン・ロブといった憧れの靴メーカーがあります。日本人の買い物の特徴としては、他の国民より食品や飲料、本や文具を買って帰っているそうです。紅茶やウィスキー、ショートブレッドは分かりますが、本や文具というのは少々意外です。
ショッピングについで人気なのが、レストランでのディナー、美術館や博物館めぐりです。そして歴史的な建物やモニュメントを観る、お城に行く、バレエやオペラ、ミュージカルを鑑賞する、といったところです。
一方、日本人は他の訪英外国人に比べて水辺や田舎に行く割合が低いようです。アクティビティとしても、公園に行く、田舎で散歩、サイクリングなど、自然の中のものは外国人全体に比べると低めになっています。パブに行ったり、地元の人と接したりというコミュニケーションも他国に比べ低くなっています。
日本人は、大都会ロンドンの街で、一流のモノに接しているのが至福という結果になりました。
参考
[VisitBritain]
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