台湾はお豆腐グルメや豆乳スイーツが豊富。台湾のスーパーやコンビニに行くと豆漿(豆乳)がずらりと並んでいるのに気づきますし、台湾の街に点在する朝ごはん屋では豆乳を提供していないお店を探す方が大変です。街の食堂でもお豆腐料理をよく見かけますし、豆乳スイーツも人気です。
この記事では台湾でポピュラーな食べ物「豆腐」に焦点をあてて、台湾旅行でおすすめしたい豆腐料理や豆乳スイーツを7選紹介します。
油條プラス「豆漿」という組み合わせ
朝早くから営業している豆漿(ドウジャン)店では、豆乳メニューをはじめ蛋餅や焼餅といった伝統的な台湾朝ごはんを味わうことができます。豆漿店でぜひ試していただきたいスタイルが、油條(ヨウティァオ)という台湾風揚げパンを、豆漿に浸しながらいただくというもの。優しい味わいの豆乳と熱々でサクサクの油條の組み合わせは、一度食べたらハマってしまうかも。
具沢山のあったか豆乳スープ「鹹豆漿」
「鹹豆漿(シエンドウジャン)」とは、油條を小さく切ったものや、ネギや桜えびなどの具がたくさん入った豆乳スープです。食べていくうちに、豆乳がおぼろ豆腐のようにほろほろと固まっていきます。ほどよい塩気が美味しい豆乳スープは、台湾に行ったらぜひ食べていただきたい一押しメニュー。朝ごはんはもちろん、夜食にもおすすめです。
揚げ豆腐料理「炸豆腐」
「炸」という言葉には揚げるという意味があり、炸豆腐(ジャードウフ)つまり揚げ豆腐も台湾で人気の料理です。豆腐に添えられているタレをつけていただくのが一般的で、外側はサクッと中はふわっとしています。
メイン料理と一緒に味わいたい「油豆腐」
「油豆腐(ヨウドウフ)」とは厚揚げのようなお豆腐のことで、小皿料理やサイドメニューとして人気です。お豆腐の上には既にたれがかかっている事が多いですが、加えて辣椒醤(ラージャオジャン)という辛いたれをちょこっとつけながらいただくとよりおいしいです。辣椒醤はそれぞれのテーブルにセットされているお店もあれば、お店に調味料コーナーが設けられていることもあります。
定番のつまみ料理「豆干」
「豆干(ドウガン)」とは豆腐を乾燥させたもので、小皿料理にも屋台グルメにも台湾のいろいろな料理に使われている食材です。台湾の食堂で気軽に食べられているのが豆干の滷味(台湾風煮込み料理)で、昆布や煮卵とセットになって小菜コーナーに置かれていたり、単品で注文できるようになっている店が多いです。メイン料理が来る前にちょっとつまむのにぴったり。
臭いけどやみつきになる旨さ「臭豆腐」
台湾の豆腐でインパクトの強いものと言えば「臭豆腐(チョウドウフ)」でしょう。臭豆腐の屋台に近づいただけでも、その強烈なにおいに圧倒されます。においだけで無理という方も多いとは思うのですが、せっかく台湾に来られたのならぜひ挑戦していただきたいなと思います。付け合わせの泡菜(台湾風漬物)と一緒に口に運ぶと、よりおいしいですよ。
台湾伝統スイーツ「豆花」
台湾の豆腐スイーツといえば「豆花(ドウフア)」が有名です。ふわふわで優しいお味の豆花は、台湾ならではの多種多様なトッピングと一緒に楽しみたいところ。お店によってはシンプルな黒糖シロップの他に、豆乳や生姜スープをかけて楽しめるところもあります。
台湾の食生活に欠かせないお豆腐や豆乳。台湾旅行の際は、ぜひいろいろなお豆腐料理やスイーツを味わってみてくださいね。
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