近年ヨーロッパでは、オーガニック市場拡大し、健康志向のヨーロピアンも増えました。それに伴って、ヨーロピアンの食事にも変化が見られるようになりました。ファーストフード的な食べ物より、ヘルシーな食事が人気になりつつあります。オーガニックのお店では、以前には見られなかったような健康的な食品が販売されるようになったのです。
その中でも、最近目立つのが、チップスの多様化!ジャガイモのチップスといえば、カロリーが気になるということで、ジャガイモ以外のチップスも販売されるようになりました。在仏の筆者がフランスで見つけた変わったチップスを紹介します。
レンズ豆のチップス
最近、どこのオーガニックのお店でも見かけるのが、レンズ豆のチップス。ヨーロッパではレンズ豆は高たんぱく、そして低脂肪なので、健康志向の人々に人気のある食材なのです。
レンズ豆のチップスは、うっすらとレンズ豆の味がして、軽く塩っけがある素朴なチップス。ジャガイモのチップスほどパンチはありませんが、意外と癖になる味です。
ビーツのチップス
日本でも人気となりつつある、野菜のビーツ。ビーツのチップスは、日本でも見かける野菜チップスに近い感覚です。
ビーツの甘みがしっかりと感じられますが、チップスにこのビーツの甘みが合っているのかは、疑問なところです。また、チップス特有のサクッとした食感はあまりなく、どちらかというとしっとりとした感じです。開封後、少しでも外気に触れるとますますしっとりとするのでご注意を。
ひよこ豆のチップス
こちらのチップスは、南仏でよく見られる、ソッカチップスです。ソッカとは、コートダジュールで食べられる、ひよこ豆の粉をオリーブオイルで焼き上げたクレープです。
ソッカチップスは、ひよこ豆の旨みがしっかりと感じられて、食感もパリッとしていて、病みつきになります。程よい塩気具合なので、気がついたら、一袋あっという間に食べていたということも。個人的には、一押しのチップスです。
ヨーロッパ旅行では、チップスをお土産で購入するのもオススメ。これら変わり種のチップスは、ジャガイモのチップスよりヘルシーなので、女性へのお土産にも喜ばれるのではないでしょうか。
フランスのお土産チップスについては、『フランスのスーパーでお土産に買いたい、おしゃれなグルメポテトチップス』もぜひご一読を。