すっかりサードウェーブコーヒーの名前も浸透し、日本でのコーヒーブームもちょっと落ち着いてきたところ。そんな中でも毎日ひっきりなしに朝早くからお客さんが訪れるのが、奥渋谷に佇む「Fuglen Tokyo(フグレン トウキョウ)。今回は海外からも多くの人が訪れる「フグレン」を紹介したいと思います。
フグレンが海外初進出に選んだのは日本だった
「Fuglen」の生まれ故郷は北欧ノルウェーの首都オスロ。実はノルウェーはコーヒー文化が盛んな国なのです。そのオスロで人気だったカフェが日本に上陸したのは2012年のこと。なんでもフグレンが初めて海外進出に選んだのが日本だったとか。
その海外1号店である東京店は、奥渋谷というエリアにあります。賑やかな渋谷駅からはかなり離れた代々木公園の裏あたり。閑静な住宅街が広がる場所に、この「フグレン」が佇んでいます。訪れた日は土曜日でしたが、朝9時と言う時間にも関わらず、たくさんのお客さんが訪れていました。
店内にはシックな北欧家具が並んでいます。フグレンはインテリアにもこだわっているのだとか。思い思いにソファなどに座りゆったりした時間を過ごしています。
窓際にもお客さんがいっぱい。実は外国人客がとても多いんです。「ここは外国?」と思いたくなるほど。こんな渋谷の奥地にわざわざ多くの人が訪れるくらい、人気のカフェなのです。
カウンターにはペストリーが。どれもコーヒーにぴったりで美味しそう。軽い食事なら美味しいコーヒーと一緒にいただきたいところ。右に見えるのはルバーブのペストリーだとか。日本ではあまり見かけないですね。
筆者たちはドリンクをテイクアウトにして外のベンチでいただくことにしました。天気が良い日は外でおしゃべりしながらお茶をするのもいいですね。
東京都渋谷区富ヶ谷1-16-11
営業時間:[月・火] 8:00~22:00
[水・木] 8:00~翌1:00
[金] 8:00~翌2:00
[土] 10:00~翌2:00
[日] 10:00~翌1:00
https://www.facebook.com/Fuglen.Tokyo/
日本2号店は浅草にオープン!
実は、最近「フグレン」の日本2号店がオープンしました。場所は浅草。宿泊施設である「ナインアワーズ浅草」の1階部分が「フグレン アサクサ」です。1号店の東京とはちょっと違うんですよ。
1階の店内はかなり広々。渋谷にある東京店は決して広くはないので、この広さには驚きます。窓際にはカウンターもあり、おひとりさまでも気軽に入れます。
そして奥にも広いスペースとテーブルがあり、2階にも席があります。かなりゆったりしたレイアウトになっているのがいいですね。もちろん家具は北欧のもので揃えています。
長い注文カウンターの横にはペストリーが。ここに並んでいるものを好きなように選べるようになっています。オススメは北欧ではよく食べられているカルダモンのペストリーだとか。
そしてこの「フグレン アサクサ」にしかないメニューが、お店で焼いてくれるノルウェーワッフル。渋谷にはないここだけのメニューです。薄いワッフルからは小麦粉の味がしっかり感じられてとても美味しいんですよ。トッピングもあるのですが、シンプルなプレーンがオススメ。
筆者はこの日、朝とお昼ご飯をフグレンでいただきました。なぜかとても落ち着くので、気がついたら何時間も居座ってしまいました。浅草は外国人観光客などで混雑してて疲れることも多いですが、そんな時はこの「フグレン」で一休みもいいかもしれませんよ。
東京都台東区浅草2丁目6−15
営業時間:[日~火] 7:00~22:00
[水~木] 7:00~翌1:00
[金~土] 7:00~翌2:00
https://www.facebook.com/fuglenasakusa/
すでに東京で2店舗展開している「フグレン」。その両方に共通しているのは「居心地の良さ」ということでしょうか。ゆっくりした時間を過ごすことを大切にしているという北欧の人たち。その文化をフグレンでは大事にしているのかもしれませんね。
http://fuglencoffee.com/
[All Photos by Kaori Simon]
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