(C)Madame Delluc
京都は、1200年以上の歴史を誇る古都。伝統の香りを色濃く残しているので、とても保守的なイメージがあるかもしれません。けれど近年では、様々な流行を発信する街としても知られています。2019年2月9日、ベルギーの老舗チョコレート店の日本第1号店が京都にオープンしました。ヨーロッパの伝統と京都の歴史が融合した美しい店構えが話題を呼んでいるので、ぜひご紹介させてください。
創業100年の歴史ある老舗ショコラトリー
(C)Madame Delluc
京都にオープンしたその話題のお店とは、「Madame Delluc」(マダム ドリュック)。1919年に創業したベルギーのチョコレート店「Mary」(マリー)の日本第1号店になります。ベルギー王室御用達の称号を保持しているショコラトリーは現在8つありますが、Maryはその中で最も古く、1942年にベルギー王室から王室御用達の称号を授与されたのだそう。
今までも日本でバレンタイン時期などに特別販売されていたそうですが、常設店舗としては今回が初の出店。創業100周年にあたる今年、日本に出店してくれたのはなんだか嬉しいですね。
欧州の伝統と京都の伝統がマッチしたショップ
(C)Madame Delluc
「Madame Delluc」の店舗は、元々は築120年の歴史ある京町屋だった建物。それをリノベーションした店舗は、伝統ある京町屋の風情を残しています。チョコレートという洋風なものを取り扱っているにも関わらず、祇園の街並みの美しさとしっかりマッチしていますね。
(C)Madame Delluc
(C)Madame Delluc
「Mary」のベルギーの本店は、「死ぬまでに行きたい1000の場所」(N.Y.タイムズ)や「世界で幸せになれる場所15」(CNN)にも選出されるほど、その美しさに定評のある場所です。その彼らが日本の伝統的な美に敬意を表し、新たなスタイルを作り上げてくれたことは、なんとも誇らしく感じられます。
限定メニューが楽しめるカフェコーナー
(C)Madame Delluc
そしてMadame Delluc店舗の2階には、22席のカフェコーナーも設けられています。
ベルギーと言えば、チョコと同様に有名なのがベルギーワッフルです。この「ワッフル・抹茶セット」は、高品質の粉に拘って作られたベルギーワッフルと一緒に、京都ならではのお抹茶を堪能できる嬉しいセットです。もちろんMadame Dellucのチョコレートも添えられている、京都限定メニューなのだとか。ベルギー王室が認めた味と、京都ならではの伝統の味が同時に楽しめる、欲張りなコンビネーションですね。お店を訪れたら、ぜひこちらも味わってみたいです。
開業日:2019年2月9日(土)
場所:京都府京都市東山区上弁天町435-1
営業時間:10:00~20:00(ラストオーダー19:00)
定休日:不定休
席数:1F(個室サロン4席※予約制)・2F 22席
電話番号:075-531-2755
公式サイト:http://madamedelluc.jp/
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