3つの「熊」に出会う旅!南紀白浜~田辺のほんわか旅。

Posted by: 石黒アツシ

掲載日: Mar 16th, 2019

南紀と言えば、関西圏屈指のリゾート。アドベンチャーワールドのパンダの彩浜は昨年生まれたばかり。2004年に世界遺産登録の「紀伊山地の霊場と参詣道」はとっても神秘的です。今回は白浜とおとなりの田辺の見どころの中から3つの熊をテーマにご紹介します。

南紀と言えば、関西圏屈指のリゾート。紀伊半島の温暖な気候に、歴史を感じる名所・旧跡と、観光の目玉がいくつもあります。アドベンチャーワールドのパンダの彩浜は昨年生まれたばかり。2004年に世界遺産登録の「紀伊山地の霊場と参詣道」はとっても神秘的です。今回は白浜とおとなりの田辺の見どころの中から3つの熊をテーマにご紹介します。

羽田から70分で南紀白浜に到着!

羽田の東京国際空港から南紀白浜空港までは70分のフライト。しかも南紀白浜空港は白浜の市街地からも近いので、到着すればすぐに観光を開始できます。

空港の到着ロビーには熊野本宮大社の大きな絵馬が。これからの旅を予感させてくれますね。

空港から10分で第1の熊「大熊猫」パンダに会う!

(Adventure World)

空港からアドベンチャーワールドへは車で10分ほど。アドベンチャーワールドは、パンダやイルカをはじめ、陸・海・空のさまざまな動物たち、自然とのふれあいをテーマにしたテーマパークです。

ゲートを入ると、まずはフラミンゴお出迎え。手が届きそうな距離で見るフラミンゴの色鮮やかで優雅な立ち姿にほーっと目を奪われます。

(Adventure World)

こちらの目玉の一つがイルカのマリンライブ「Smiles」です。難易度が高いに違いないパフォーマンスに、他の観客のみなさんと一緒に盛り上がります。


(Adventure World)

そして、まだ赤ちゃんの彩浜はお母さんと一緒。アドベンチャーワールドにいるのは総勢6頭の大家族です。こんな可愛い姿、いまがピークかもしれませんね。

パーク内にはパンダグッズ、スイーツなども販売されています。こちらは彩浜パン。女の子っぽいほっぺの赤みも可愛いし、クリームチーズの優しい味が彩浜ちゃんぽいかも。
 

アドベンチャーワールド
和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地
0570-06-4481

 

気軽な宿泊をパンダ型のロッジで

こちらも空港から10分、パンダヴィレッジには25のパンダをデザインしたロッジがあります。素泊まりの宿泊施設です。

一つとして同じデザイン・内装のものはないそうです。自分が好きなデザインを選ぶのも楽しそう。ちょっとシュールな印象ですが、面白そう。近隣にグルメスポットや温泉施設、マーケットもあるので素泊まりでも安心。

パンダヴィレッジ
http://www.panda-village.com
和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2498-1
0739-42-2200

二つ目の熊!南方熊楠が住んだ家を訪ねる

「南方熊楠」と言う名前、聞いたことがあるかと思います。19世紀後半から20世紀前半に活動した博物学者です。南方熊楠邸に遺された蔵書・資料を恒久的に保存し、熊楠に関する研究を推進し、その成果の活用を図り、熊楠について顕彰するための施設がこの南方熊楠顕彰間です。

熊楠が実際に生活し研究した熊楠邸が公開されています。顕彰間として公開されるまでは熊楠の娘さんがリフォームして住まわれていたそうですが、熊楠が住んでいたころの姿に復元されています。

研究に使用した道具など、貴重な資料も多いのですが、なにしろ当時の民家そのものの趣がいいんです。その頃の民家ってこんな風だったのかと実感できますよ。
 

3つ目の熊は、熊野古道!歩いてみました。

世界遺産の熊野古道。熊野三山を詣でるための道で、ルートがいくつかあります。紀伊半島の西から熊野本宮大社に向かう「熊野古道中辺路」は道は白浜町のすぐ北、田辺市を横断するルートです。

熊野古道には簡単に散策できるルートから本格的なものまでいろいろありますが、熊野本宮大社までの比較的簡単な1時間ほどの中辺路の一部を歩きました。とはいえアップダウンがあったりでちょっと汗をかくほど。歩いた後には、目的地の熊野本宮大社が一層ありがたく感じられます。
 

パンダに、歴史に、世界遺産に関する3つの熊!南紀白浜~田辺で、熊三昧の旅も楽しそう。気候もいいし、海の幸山の幸も!羽田からのアクセスもいいので、小旅行によさそうです。

[All photos by Atsushi Ishiguro unless attributed otherwise]
Do not use without permission.

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PROFILE

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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