新鮮なスパイス感が秀逸!SPICY CURRY 魯珈【東京スパイシーカレー特集】

Posted by: Nao

掲載日: Jun 8th, 2019

ここ数年、“スパイスカレー”なるものが大阪で爆発的なブームを巻き起こし注目されています。今回の特集では、東京でも食せる魅惑のスパイスカレーをピックアップ。第6回は、都内屈指の超人気店「SPICY CURRY 魯珈」をご紹介しましょう!

ときには刺激的だったり、ときには爽やかだったり。
ピリッとした辛味と芳醇な香りが織りなすスパイス。
食べた瞬間から、舌と胃だけでなく細胞まで熱くしてくれるスパイスはもはや快楽性物質ではないでしょうか。

ところでここ数年、“スパイスカレー(スパイスカリー)”なるものが大阪で爆発的なブームを巻き起こしており、大阪名物の新定番として注目されています。

さらにそのムーブメントは東京にも飛び火し、専門店が続々と登場。その勢いはとどまることを知らず、大阪に負けない盛り上がりを見せているんですよ。

今回の特集では、そんな東京でも食せる魅惑のスパイスカレーをピックアップ。
第6回は、都内屈指の超人気店「SPICY CURRY 魯珈」をご紹介しましょう!

スパイスカレーの定義とは?

さて、そもそも「スパイスカレー」ってどんなものなのでしょうか?

某店主によれば、スパイスカレーの発祥は大阪・北浜にある「カシミール」というお店とのこと。その独創的な味に影響を受け、数々の名店が大阪で誕生。カレーマニアの枠を超えて幅広い層に親しまれるようになったのだそう。
一方、東京にも以前からスパイスカレー的なカレーを提供するお店は存在していたようなのですが、数も少なく今日のようなブームにはならなかったとのこと。

さらにスパイスカレーには以下のような特徴があることも判明しました。

・欧風ではなく、どちらかというインドやスリランカ系。
・基本はライス。
・野菜やアチャール(インド版漬物)がトッピングされたワンプレートスタイル。
・スパイスやハーブはお店独自で調合。

“これといった決まりはない”とも言えるスパイスカレー。この自由なスタイルこそが個性ある味わいを生むのかもしれません。

記帳制だから時間が読みやすい


大久保駅から歩くこと3分ほど。雑居ビル1階に佇むのが「SPICY CURRY 魯珈(ろか)」。女性店主が一人が切り盛りするスパイスカレー専門店です。数ヶ月前にテレビ番組「情熱大陸」にも出演し、ますますお客さんが多くなったのだとか。


連日行列が絶えないことで知られていましたが、最近では記帳制を導入。夜の部は17時スタート。16時に筆者が到着したところその時点での空席は18時からの枠のみ。通常開店の1時間前に記帳開始のようですが、その時点で並ばれているお客さんもおられるようです。やはり超人気店はハードル高い!


近所のカフェで時間をつぶして、18時に戻ってきました。名前を呼ばれて指定された席に着席。


カレーは4種。さらに台湾名物の豚バラ煮込みかけご飯「魯肉飯」もあります。カレー2種盛りや魯肉飯とカレーの合いがけもなども人気なのだそう。


ラッシー(200円)。カルダモンの爽やかな香りがたまりません!

新鮮なスパイスが際立つ、極上カレー


ろかプレート(950円)。カレーは魯珈チキンカレーをセレクト。たまねぎのアチャールやマスタードオイル高菜などが添えられ、ボリュームたっぷり。


甘味が強い玉ねぎとトマトの水分で煮込んだという魯珈チキンカレー。スパイスの芳醇な香りが限りなく秀逸!噛まずともほぐれる柔らかい鶏肉も絶品。一口食べるだけで高揚感が感じられる至福の味わいでした。


じっくり煮込まれた豚バラはジューシーな食感。八角の爽やかな香りが効いて深みたっぷり。ターメリックライスやカレーとも絶妙なコンビネーションに。中華とカレーの至福のハーモニーは、病みつきになりそうな美味しさ!

総評:2時間待っても食べる価値大!新鮮なスパイス際立つ極上スパイスカレー

今回筆者はお店到着から合計で2時間待っていたことになりますが、それでも十分価値がある極上の味わいでした。“スパイスの風味を活かすために必要以上に煮込まない”というカレーは一般的なものよりはるかに香りが秀逸。期待を裏切らない究極のスパイスカレーであること間違いなしです!

スパイシーカレー魯珈
住所 東京都新宿区百人町1丁目24−7
電話番号 03-3367-7111
営業時間 [月・水・金]11:00~16:00 [火・木]11:00~15:00/17:00~20:00
定休日 土曜日・日曜日・祝日

[All photos by Nao]

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PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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