【世界遺産に泊まる 第2回】生命の森を抱く「屋久島」にある、口コミ評価の高いJRホテル屋久島

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Jun 11th, 2019

旅行客に人気の世界遺産。夏から秋の旅行シーズンに先駆け、「世界遺産に泊まれる宿」を連載でお届けします。第2回目は、口コミでほぼ満点の評価を受ける「JRホテル屋久島」です。美容液みたいなトロトロ温泉に、大海原を望むレストランなど。

JRホテル屋久島 レストラン

世界遺産に泊まる旅

人気旅行先として、旅行客が増加している世界遺産。世界中で総数約1,100件の世界遺産があるそうです。日本ユネスコ協会によると、世界遺産とは「地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物」。その世界遺産に泊まれる宿があるのをご存知でしょうか。世界中から注目を集め、過去から現在へ受け継がれてきた遺産を、泊まりがけでゆっくり味わいたいと思いませんか。

夏から秋の旅行シーズンに先駆け、「世界遺産に泊まれる宿」を連載でお届けします。第2回目は、「JRホテル屋久島」です。

1993年ユネスコ世界遺産に登録された、鹿児島県の屋久島

JRホテル屋久島

1993年ユネスコ世界遺産に登録された、鹿児島県の屋久島。樹齢三千年を超える縄文杉や、千年以上の屋久杉が茂る生命の森を抱いています。深く苔むした清水湧く白谷雲水峡の森は、映画「もののけ姫」の舞台モデルにもなりました。
巨大な屋久杉の切り株は空洞になっていて、中から空を見上げる角度によってはハート形に見えることも。

世界遺産 生命の森を抱く「屋久島」に泊まる

JRホテル屋久島 夕日

テラスから見る夕日

屋久島を周遊観光するのに最適な「JRホテル屋久島」が位置するのは、屋久島南端。

屋久島トレッキングは最低30分からの数コースがあるので、スケジュールと体力で選択可能。短いコースでも屋久杉と美しい風景を十分楽しめます。早朝トレッキングに行くあなたは、朝食は外注のお弁当に変更可能。前日19時(午後7時)までに予約すれば、お昼のお弁当の用意(有料)もしてくれます。トレッキングで服や靴が汚れたら、コインランドリー(洗剤付、有料)や登山靴洗い場の用意があります。全客室に1台ずつシューズドライヤーが完備されているので、濡れた靴の始末に困ることがありません。心遣いが嬉しいですね。

初めて・初心者でも楽しめる♪ 屋久島トレッキング 
https://www.yakushima-info.com/map/#tab02
屋久島トレッキング・観光情報 屋久島ガイド
Website: https://www.yakushima-info.com

JRホテル屋久島 朝日

テラスから見る朝日

休暇はリラックスしたいので、トレッキングはしたくないあなたもノープロブレム。トレッキングをするつもりで来たけれど、ホテルでの居心地があまりにも良すぎて、ホテルから出れなくなったという宿泊客も多いのです。

お部屋からの素晴らしい眺め、
素晴らしい泉質のお風呂、
美味しい朝・夕食、
このホテルへ来て大正解と納得して帰られるようです。

海側?山側?チョイスに迷う客室

「JRホテル屋久島」には、海側と山側の客室があります。どちらも甲乙つけ難い魅力がありますが、あなたの好みで予約しましょう。夕陽または朝日が見える部屋というリクエストも出来るようですよ。

大海原を望むオーシャンビューの部屋

JRホテル屋久島 海側ツインルーム

洋室ツインルーム(海側)

崖っぷちに建てられているホテルゆえ、部屋のドアを開けると、目前に海原が広がります。窓が広くとってあるため、開放感は抜群。ベッドで寝ながらも海が見えるので、お部屋から出ないでぼーっと海を眺めていたい宿泊客多数。

世界自然遺産地域に聳えるモッチョム岳を望む部屋

JRホテル屋久島 山側ツインルーム

洋室ツインルーム(山側)

世界自然遺産地域に聳えるモッチョム岳を中心に雄大な山々が見える部屋は、深い緑に癒されます。波音が心にさざ波を立てるのとは反対に、山は黙ってあなたを包み込んでくれます。

これ以上美人になったら困る!美容液みたいなトロトロ温泉

地元の人も「屋久島で一番素晴らしい泉質でお薦め」と太鼓判を押す温泉。美容液のようにとろみのある美人湯は程良い温度なので、ゆっくり浸かっていられるのも魅力。お湯から出た後は、お肌がしっとりすべすべ。これ以上綺麗になったら、どうしましょう(笑)。

露天風呂

JRホテル屋久島 露天風呂

海と一体化するような露天風呂。眺めが最高で、泉質も最高なら、いうことはありません。

内湯(大浴場)

JRホテル屋久島 内湯

大浴場の内湯からも、海は見えますのでご心配なく。ゆったりと広い浴槽に浸かっていると、日頃の疲れは溶けて流れていってしまいます。

温泉名:屋久島温泉
泉 質:アルカリ性単純温泉(pH9.7)
効 能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進

大海原を望むレストラン

JRホテル屋久島 レストラン

レストラン 夕焼け

大海原の絶景を一望できるレストラン。夕食は時間予約制(17:30~21:30 (LO 20:00))。ぜひ窓側の席に座わって、海に沈んでいく夕陽を眺めながらご馳走を頂きたいものです。

地元特産品が並ぶ、洋食出身シェフのディナー

JRホテル屋久島 ディナー

ディナー

新鮮な魚(トビウオ、サバ、キビナゴなど)、鹿児島県産黒毛和牛や鹿児島県産黒豚、旬のフルーツ(ドラゴンフルーツやタンカン)など地元産の食材が中心(季節や仕入により内容は異なります)。洋食出身のシェフによる、遊び心のある和洋折衷の創作コース料理は、宿泊客から好評。連泊の場合は、飽きのこないよう毎日異なるメニューで楽しませてくれます。メニューは季節感を感じられるよう、半期ごとに変更。

JRホテル屋久島 ディナー

美味しいお料理には、美味しいお酒を頂きたいものですね。鹿児島といえば、焼酎の名産地ですから飲まずには帰れませんね。人気の「焼酎飲み比べセット」は、屋久島、種子島、奄美大島の鹿児島県の島焼酎9銘柄の中から3銘柄選べます。いろいろな種類を楽しみたいあなたにお勧め。女性でも楽しむことが出来る量なので、ぜひオーダーしてみてください。

焼きたてパンが並ぶ、朝食ビュッフェ

JRホテル屋久島 朝食

朝食

旅の楽しみは、朝食にあります。和洋の朝食ビュッフェは、地元屋久島の素材で新鮮、野菜もたっぷり。また焼きたてのパンは、紫芋パンやクロワッサン・チョコレートデニッシュなどパン党も満足出来ます。種子島牛乳、グアバやタンカンなど季節のジュースも楽しみ。

口コミでほぼ満点の評価を受けるホテル

JRホテル屋久島

記事を書くにあたり、トリップアドバイザー、じゃらん、楽天トラベル、Booking.com、一休などの口コミを見ましたが、JRホテル屋久島の宿泊客の評価はほぼ満点。「食事」「温泉」のポイントが高いのはもちろんのこと、目に付いたのが「スタッフの接客態度の良さ」「部屋の清潔さ」を推している宿泊客が多かったことです。当たり外れやムラが出ず、宿泊客から安定して高評価を得ている理由を知りたいですね。

そこで、JRホテル屋久島のスタッフの皆さんにお伺いしました。

スタッフは、全員屋久島が大好き

口コミを見るとスタッフの評価が大変高いのですが、接客にあたり心がけていることを教えていただけますか。接客態度が良い宿で過ごすと、宿泊客は再訪したいと焦がれるものです。

スタッフは、地元のスタッフと九州圏内のスタッフが勤務しています。まず、スタッフ自身が屋久島が大好き。お客様にご案内ができるよう、実際に屋久島の観光スポットに足を運び精通しており、屋久島のコンシェルジュ的な存在を目指しています。お客さまに何が出来るのかを考え、お客さまと共に楽しむことを心がけています。

ホテルのスタッフ全員で、毎月お部屋の全室チェック

清潔感が高いと高評価の部屋のレベルを守る努力、具体的に。

清潔感を一番大切にし、安心感をもって宿泊していただく事を徹底しており、フロント・レストランを含むスタッフ全員で、お部屋の全室チェックを毎月行っています

スタッフがオススメ!JRホテル屋久島近隣の観光・グルメスポット

宿泊客にオススメしたい、近隣の観光・グルメスポットがあれば教えていただけますか。ホテルの周りには何もないと思っている方が多いようです。

JRホテル屋久島近隣には、本格的なトレッキングコースから気軽なお散歩コースがあり、新鮮なお寿司やランチ、出来立てのパンやケーキが買えるベーカリー&カフェなどがあります。ぜひ、足を運んでみてくださいね。

評価の高い宿は、やはりスタッフの意識の高さが伺われますね。驕らず、手を抜かず、プロフェッショナルに徹底されています。私たちが探していたのは、こういった宿かもしれませんね。屋久島までは決して近くはありませんが、ほぼ満点評価の宿にたどり着くなら、きっと後悔はしないはずです。

記事協力および写真提供 JRホテル屋久島 
※無断で画像を転載・使用することを固くお断りします。
Do not use images without permission.

JRホテル屋久島

住所:〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間136−2
電話: 0997-47-2011
Website: https://www.jrk-hotels.co.jp/Yakushima/

屋久島については、『【世界遺産】屋久島の主「縄文杉」に会いに行く旅』『まるで生きる森!精霊宿る「屋久島の木々」がすごい』もあわせてどうぞ。

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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