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南仏にあるアンティーブは、地中海の穏やかな気候の中のんびりとした滞在をするにはちょうどいい小さな港町で、ローマ時代の遺跡が残る古い歴史がある地域です。カンヌとニースといった日本でもよく知られる人気の町の間にあり、鉄道も通っているので近くの町にちょっと足を延ばして観光にいくにも便利な場所。旅行での楽しみのひとつ、グルメも堪能できます。南仏名物ソッカや魚介類など、アンティーブの町のおすすめグルメを紹介します。
綺麗な色の野菜がいっぱいマルシェ
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ヨットハーバーから町の中へ少し入った一角には、新鮮な野菜やフルーツ、魚介類や肉などのほか、手作りジャムやハーブの香辛料などおいろいろな商品がずらりと並ぶ屋外マルシェがあります。観光の途中にフルーツでビタミン補給したり、お土産を選んでみたり、ここでしか買えないような掘り出し物が見つかるかもしれません。マルシェは毎日午前中のみ営業しています(9月1日~5月31日の毎週月曜日は休み)。
マルシェで売られるカラフルな野菜 (c) tiroIJP
マルシェ脇のお魚屋さん (c) naococla
住所: Cours Masséna, 06600 Antibes
お店によって独自のスタイル「南仏名物ソッカ」
南仏名物のソッカ(Socca)は、小麦粉で作られる生地をフライパンで焼いたシンプルな料理で、食事前のおつまみに手ごろな感じ。アンティーブにあるビストロやカフェなどでよく目にするご当地メニューで、お店によってふわふわなソッカやカリカリのソッカなど、それぞれスタイルが違うようです。各お店の違いを味わってみるのも楽しいかもしれません。
ふわふわタイプのソッカ (c) naococla
カリカリタイプのソッカ (c) naococla
地中海の魚介類を
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アンティーブの町の中心にあるナショナル広場(Place Nationale)から海側に向かうと、レストランやカフェ、お土産屋さんなどが立ち並ぶエリアがあります。地面が魚のうろこのようなデザインになっている小道もあって、ちょっと散歩するだけでも楽しくなる雰囲気の場所。この界隈にあるレストランやビストロでは、港町アンティーブならではの新鮮な魚介類が美味しくいただけます。
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住所: 4 Rue Thuret, 06600 Antibes
公式FB: https://www.facebook.com/pages/Wine-Cheese/824527297688656
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住所: 3 Rue Frédéric Isnard, 06600 Antibes
公式サイト: http://brulot.fr/en/contact
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時間がゆっくり流れているような、とっても落ち着く空気が漂うアンティーブの町。小さな町なので土地感覚もつかみやすく、安心して滞在できるリゾート地です。フランスの夏にかかせないロゼワインと共にアペロを楽しめば、さらに南仏気分がアップしますよ。
[photos by minacono, naococla, tiroIJP]
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