Airbnb‎が提供する「体験」って!?ブルガリア、ルーマニア、日本で開催された「体験」を体験

Posted by: 石黒アツシ

掲載日: Jul 24th, 2019

「Airbnb‎(エアービーアンドビー)」を利用したことはありますか?今では言わずと知れた民泊等の宿泊予約サービスですが、実は、意外な使い方があったんです!今回は「Airbnb‎の体験」がどんなものなのか?ブルガリアとルーマニア、そして日本での、筆者の体験記をお届けします。

Airbnb Experience
Airbnb‎と言えば言わずと知れた民泊等の宿泊予約サービスです。その読み方ですが、Airbnbのホームページでも「Airbnb」と記載されていてよくわからないのですが、どこの国の人と話しても「エアービーアンドビー」でOKみたいです。B&Bといえば「ベッドアンドブレックワースト」で、宿泊と朝食がついた民宿のことを言いますから、気軽に泊まれる宿泊施設をネット経由で予約ってことですね。

「Airbnb‎の体験」を体験してみた!

ところでAirbnbには宿泊以外にも、「体験」を予約できるサービスがあるって知っていましたか?最近ブルガリアとルーマニア、そして日本で利用してみましたので、その「体験」がどんな体験だったのか、ご紹介しますね。

まず「体験」を予約しよう

「ホストのオリジナリティあふれるローカルな体験」
Airbnb‎の「体験」のトップページには上のようなキャッチが書かれています。そして、次のような体験のカテゴリーが並んでいます。

• Airbnbアドベンチャー
• グルメツアー
• 歴史探訪
• 料理教室
• 社会貢献体験
• コンサート
• サーフィン

そこから好きなカテゴリーをクリックして、それぞれの体験が掲載されているページへ。気になる「体験」をクリックすると詳細ページが表示されます。内容や価格、対応言語などを確認して、「開催日時」をクリックすると予約ページに飛びます。カレンダー表示から都合のいい予定を選んで「選択」して、支払い方法などを入力したら「確認して支払う」で予約完了。登録したメールアドレスに予約メールが届きます。宿泊とあまり変わらないステップなので簡単です。

それでは、筆者の体験記をお届けします。

体験1:ブルガリアで「リラの僧院への一日ツアー」に参加!

ブルガリアのソフィアに着いてから、Airbnb‎でこの「体験」を予約しました。前日でもまだ空きがありました。リラの僧院はソフィアから車で片道2時間30分。公共のバスは一日1本なので、個人旅行だとかなり行きにくいんです。それでも見てみたい!と思い、Airbnb‎を眺めていた時に発見したツアーです。


参加者は全部で4人、フランス人のカップルと上海から来た定年後の一人旅のおじさまに筆者。それにガイドは30代女性のデニーさんと男性のドライバーさんで、バンで宿泊ホテルを回ってピックアップしてくれます。


リラの僧院の他にも、僧院の元となった山奥の洞窟を訪ねたりと、とても一人じゃいけないという体験でした。

このツアーのホスト、聞いてみると旅行会社だそうで、AirbnbやExpedia、ホテルのコンシェルジュ経由でも予約を取っているそう。ある程度の参加人数が見込まれるので、一日(8時間)のツアーでも一人4000円という価格で提供できるということでした。

体験2:ルーマニアで「マーケットと地元巡り」に参加!


ブカレストのローカルな歴史地区を歩いて、かなりローカルなマーケットにいくツアーは、お昼を挟んで5時間のウォーキングツアーでした。地元の人しかいない、市外からちょっと離れた住宅街にあるマーケットは共産圏時代に作られた建物。そこで一緒に野菜を買って、併設されたオープンな屋台のベンチとテーブルでランチです。メインは棒状にしたハンバーグのような「ミティティ」。

Airbnb Experience
参加者は筆者の他にアメリカ人が4人。ガイドはブカレストで育ったクリスティーナさんです。実はこの前日に、町中にあるマーケットに出かけて写真を撮ろうとしたら、野菜を売っているおばさんたちにお金を要求されてげんなりしたのですが、こちらではそんなことはありませんでした。


また、共産圏時代には「セキュリティ」という、異分子を教育したり拷問したりした施設があちこちにあったそう。その一つの建物を利用したおしゃれなカフェによってお茶もしましたよ。

しっかり食事とカフェ代金も入れて、一人5000円ちょっとでした。こちらはクリスティーナさんとその仲間が運営しています。

体験3:四谷で和菓子教室に参加!

Airbnb Experience
こちらは東京・四谷で外国人向けに開催されている和菓子教室の「体験」。伺った日にはオーストラリアから男性の友人同士が2人、バリ島在住の日本人女性も参加していました。


練り切りに色を付けて、花の形に作り上げるというプロセスに全員集中。「日本人って器用だな」と思っていましたが、オーストラリアの男性たちもかなり上手でビックリしました!料理教室をなさっている先生なので、きっと教え方がいいんですね。


出来上がった和菓子は、日本式の庭がある和室で抹茶と一緒にいただきます。このころには、かなり打ち解けてリラックスした雰囲気でした。

まとめ:英語がある程度話せると楽しい

海外で開催される「体験」は英語で提供されるものがほとんどなので、ある程度聞き取りができて、必要な返事ができる程度の英語力が必要になります。旅行前に英会話を勉強して、その成果を試すのにもいいと思います。

まずはAirbnbの「体験」のウェブサイト覗いてみましょう。日本で開催されているものにも面白そうなものがありますよ。日本で英語を使って開催している者に参加してみるのもいいかもしれませんね。ちなみに和菓子の教室は日本語を英語に通訳するという形式でした。

(参考)
Airbnbの体験

[All photos by Atsushi Ishiguro]

PROFILE

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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