
驚きの高さ! 「海鮮てっぺん丼」に圧倒

年間300万人以上の観光客が訪れる静岡県熱海市。かつては政財界のセレブが別荘などを構え、敷居の高い静養地として人気を博していました。これに一般の人たちも追従し、観光地・熱海の地位が不動のものになったのです。
しかし、長引く景気の低迷は観光業にも大打撃を与え、しかも追い打ちをかけるように東日本大震災が発生し、2011年にはピークの半数ほどの年間観光客数にまで落ち込んでしまいました。
そんな熱海の観光ブームが再燃しているのです。その要因は多くの観光客が海外から訪れていることと、市を挙げて「流行に敏感で発信力のある若い女性をターゲットにプロモーション活動を展開しているためです。
「インスタ映え」という言葉が流行語になるほど、若い女性たちからのSNS発信が一般的になっています。そんな若い女性なら、間違いなく飛びつくのが「熱海銀座 おさかな食堂」の「海鮮てっぺん丼」(2,380円)でしょう。ネギトロやカンパチ、イクラなど新鮮な魚介類が山のように盛られた海鮮丼で、味だけでなくインスタ映えもバッチリ!
地元の海鮮食材を使うから新鮮で美味しい!
地元・熱海や伊豆の漁港では地アジや網代サバ、熱海サーモンに金目鯛といった魚介類がたくさん水揚げされます。そんな“地魚”をふんだんに使った海鮮料理は新鮮で美味しいに決まっていますよね。「熱海銀座 おさかな食堂」店長の圷(あくつ)誠太郎さんがおすすめするのは、地魚をメインに新鮮な魚介類の肉厚なお刺身が印象的な「お刺身定食」(1,580円)です。
これだけ贅沢に地魚を使って、このお値段には驚きです。その理由について圷店長は「板長はじめスタッフが地元の漁師さんとつながりを持っていて、安くて新鮮な地魚を仕入れることができることと、地元の食材をメインで使用しているため流通コストを抑えることができるからです」と説明してくれました。
熱海銀座の老舗洋品店を引き継ぎリノベーション
「熱海銀座 おさかな食堂」は、熱海銀座商店街の100年以上続く老舗洋品店を引き継ぎ、リノベーションして誕生しました。洋品店だった店舗を上手に活かし、古き良き熱海と新しい熱海を融合させた「熱海ノスタルジー」を実現したインテリアになっています。現代風のオープンキッチンを中心に、刺し身や炉端焼き、そして蒸し料理など、バリエーション豊富なメニューを提供してくれます。
そして店内でひときわ目を引くのが、伊豆名物・タカアシガニの生け簀です。獲れたて新鮮な高足ガニ(9,800円)は、1匹まるごと豪快に刺し身や焼き、蒸しといったお好みの調理法で提供していただけます。
どうです? すごい迫力ですよね(笑)。これが1万円を切る価格で楽しめるとか、ビックリのサービス価格です。もちろん、インスタ映えするのは言うまでもありません。
昼は食堂、夜は酒場の2WAYで営業中!

意外と知られていないのが、熱海の飲食店は夜になるとほとんど閉まってしまうということ。しかし、この「熱海銀座 おさかな食堂」は、昼は食堂として、夜は酒場として営業しているんです(22時閉店)。観光客だけでなく、地元の人々からも注目されているのは、夜の酒場営業があるからなんです。
酒場だけのメニューとしては「地場野菜の蒸しバーニャカウダ」(780円)や「おさかな鍋さん(和風魚介出汁)」(1,580円)が用意されています。夏場だけでなく、これから迎える冬の季節でも楽しめる温かい料理ですよね。もちろん、使われる食材は地元産がメイン。
さらに、近隣商店が販売する練り物や豆腐、卵、そしてグループ企業が新しい熱海名物として売出し中の「熱海プリン」(380円)など、こだわりの一品が楽しめるのも「熱海銀座 おさかな食堂」の売りなんです。

熱海銀座で「夢を語れる食堂」に

「熱海銀座 おさかな食堂」の圷 誠太郎店長(左)と、マネージャーの小沢伸一郎さん
「熱海銀座 おさかな食堂」のオープンに際し、圷店長は「熱海は、こんなに美味しい食材にあふれているんだということを知ってもらいたい。当店にお越しいただき、皆さんで“夢を語れる”元気で笑顔のあふれる食堂・酒場にしていきたいのが私たちの想いです」
熱海観光の際は、ぜひ一度「熱海銀座 おさかな食堂」を訪れてみてはいかがでしょうか。
熱海銀座 おさかな食堂(夜は、おさかな酒場)
住所:静岡県熱海市銀座町8-8
TEL:0557-82-3715
営業時間:ランチ 11:00~15:00(L.O.14:00)
ディナー 17:00~22:00(L.O.フード21:00、ドリンク21:30)
定休日:なし
http://www.osakana-atami.com/【アクセス】
JR 熱海駅より徒歩14分
[All Photos by Takashi Mizusawa]
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