台北では毎日予約でいっぱいの台湾料理店
「誠品生活」は、台湾で人気のカルチャー体験店舗。日本初進出の場に選んだのが、日本橋にオープンする商業施設「コレド室町テラス」でした。2階フロアの全体(約2870平方メートル)を使用し、「書籍」「文具」「セレクト物販・ワークショップ」「レストラン・食物販」の4つのゾーンで構成し、台湾に関連するセンスのいい商品やお店を取り揃えています。
レストラン「富錦樹台菜香檳(フージンツリー)」は、2014年に「洗練された台湾料理をシャンパン共にスタイリッシュに楽しめる店」として、台北のおしゃれエリア、富錦街(フージンジェ)にオープンをしました。「世界の観光スポット50選」や、2018年には台湾政府が勧める「必ず食べるべきグルメ10選」に選ばれるなど、今では台湾を代表する人気店となっています。
「富錦樹台菜香檳(フージンツリー)」COREDO室町テラス店は、レストランゾーンにオープン。テラス28席を含め104席の広々としたスペースを持ち、白と薄ピンクを基調に木製家具を配置した店内は、広々とした空間が広がっています。窓からは日本橋の景色も一望できます。
シャンパンと共にいただく台湾料理たち
「シャンパンと一緒に台湾料理をいただいてほしい」ということで、お店では、お酒と合うような味ながらも、油っこくない料理を提供。新鮮な野菜やフルーツをふんだんに使った台湾料理は、今まで屋台などがメインだった台湾料理の概念を覆したと言われているそう。台北のお店では夜はほとんど予約で埋まってしまうような人気店なのです。
シャンパンはボトル21種類(7,500円~・税抜)の他に、手軽にいただけるグラスシャンパン(1,280円・税抜き)を用意。中には日本ではここでしか飲めないという、台湾から仕入れたシャンパンもあるそう。「富錦樹台菜香檳」の台湾料理にピッタリなのだとか。
その料理の中から、特に人気のあるメニューを紹介します。
花ニラとピータン 豚挽肉のピリ辛炒め(1,680円・税抜)
食欲をそそる香りを持つ花ニラを使った「富錦樹台菜香檳」の人気メニュー。お店を訪れたほとんどのお客さんが注文するほどだとか。刻んだ花ニラと共に豚ひき肉とピータンを甘辛い味で炒めており、そのままでも十分美味しいのですが、白いご飯がピッタリの味。後をひく美味しさです。
水蓮菜と木の実の炒め(1,480円・税抜)
日本では珍しい水蓮菜を使った炒め料理です。青い水蓮菜は食べると少し固めでシャキシャキとした歯ごたえでを感じます。空芯菜にも似ていますが、とても食べやすく、炒め料理がピッタリです。味付けはとてもシンプルですが、甘酸っぱい木の実「樹子」が良いアクセントになっています。シャンパンに合わせたらついつい箸が進んでしまいそうです。
カキと揚げパンのニンニクソース(1,880円・税抜)
台湾といえば、朝ごはんにおかゆや豆乳と共に食べられる揚げパン「油條」が有名。このメニューはその油條を牡蠣と一緒に特製オイスターソースと合わせたもの。プリプリとした牡蠣にじんわりとソースが染み込んだ揚げパンが、予想以上にピッタリ。こちらもついついお酒が進んでしまいそうなメニューです。
オープンからしばらくの間は予約がおすすめ!
9月27日(金)から11月14日(木)までの期間中は、2つのオープン記念サービスが用意されるそう。特に「オープン記念セット」(1,800円・税抜)は、台湾前菜3種(台湾オムレツ、冷製ゆで鶏、キュウリ漬物)、メイン2品(カキのニンニクソース、台湾揚げ出し豆腐)、赤米入りご飯、スープがついたお得なセットがオススメ。毎日11:00~17:00の提供ですが、この機会に「富錦樹台菜香檳」の味を試してみてください。
他にもグラスシャンパンを期間中は980円(税抜)で提供されるそうなので、シャンパンに合う台湾料理と共に、味わってみてください。
住所:東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス 2F
営業時間:11:00~23:00(LO 22:00)※開業日のみ10:00オープン
電話番号:03-6262-5611
HP:https://fujintree.jp
[All Photos by Kaori Simon]