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あなたにとって、イギリスのイメージとは・・・?
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イギリスと言えばみなさんは何を思い浮かべますか?ヨーロッパならでは厳かな歴史深い街並みが美しい、それでいて先鋭のアートやムーブメントも感じることができる大都市ロンドン。はちみつ色のかわいいコテッジが立ち並ぶ村が点在するコッツウォルズ。ピーターラビットで有名な湖水地方。荒々しい自然の壮大さに圧倒されるスコットランド。一度では回り切れない魅力にあふれる国イギリスですが、ジェラシックコーストという世界遺産がイギリスにあることをご存じですか?
ジェラシックコーストとは?
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ジェラシックコーストとは、イギリスの自然世界遺産に登録されているイングランド南西部の150㎞ほどの海岸線のことです。ドーセットと東デヴォンの海岸というのが世界遺産登録の正式名称ですが、ほとんどのイギリス人にはジェラシックコーストとして知られています。
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ジェラシックコーストの海岸沿いの絶壁には恐竜が生息していた中世期、古いところでは2億5千万年前から形成された地層がむき出しになっており、アンモナイトのような化石もたくさん見ることができます。地層学的に重要な場所というだけでなく2億5千万年の歴史が作り出した複雑な海岸線と、エメラルドグリーンのような不思議な色の海が織りなす景色の美しさは言葉では語りつくせないものです。
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世界遺産登録2001年と湖水地方(2017年登録)よりずっと前に世界遺産登録されたにも関わらず、いまだに日本人を含むアジア系の観光客にはあまり知られていません。地元の人に愛されている観光地という程度のローカルな雰囲気もまた旅の気分を盛り上げてくれます。
イギリスのマジカルスポット、恐竜のように見えるドードルドア
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ドードルドアは自然の風や波の浸食で出来上がったまるで恐竜のような岩のアーチでジェラシックコーストの一番の景勝地、そしてパワースポットです。「パワースポット」という概念があまり浸透していないイギリスでは「マジカルスポット」(またはマジカルプレイス)として知られており特に美しい夕日と星空が見える場所としても有名です。駐車場から急こう配の道を歩けば、ドードルドアの目の前のビーチにまで下りていくことができます。
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海沿いにはハイキングコースが多数あり、高い木などもないため見晴らしもよく標識も多いため地図などがなくても迷うことはないでしょう。美しい絶景を堪能しながら海岸沿いのビーチやフットパスを歩いたり、もちろん泳ぐことも可能な世界遺産です!
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お薦めは、ドードルドアとラルワースコーブという美しい円形の入り江を結ぶ約2kmのフットパス。急こう配の場所もありますが、とにかく息をのむ絶景が目の前に広がり、疲れたら立ち止まって景色を楽しんでまた少し歩いて・・・を繰り返せばあっという間!心が洗われるような素敵な時間が過ごせると思います。
ドードルドア
住所: BH20 5PU, West Lulworth, Wareham, Dorset
ジェラシックコーストへのアクセス
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ロンドンから約200km弱南西に位置するジェラシックコーストへはレンタカーが一番便利ですが電車やバスでも行けます。電車の場合はまずウェイモス(Weymouth)もしくはボーンマス(Bournemouth)という拠点になる街まで行き、そこから半日、もしくは終日のバスツアーが出ているのでそちらを利用すると便利です。
ジェラシックコーストへのバスツアーはこちらからチェックを!
ジェラシックコーストを楽しむための服装、持ち物とは?
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ドードルドア周辺のフットパスはわりと整備が進んでいるため本格的な装備は必要ありませんが、かなりの急こう配なためビーチサンダルやヒールなどは避けましょう。歩きなれたスニーカーと、風が強いことが多いので風を通さないコートを持参すると気持ちよくウォーキングが楽しめます。暖かい季節だったら、絶対に海に足だけでも入りたくなってしまうはず!なので、タオルなども持参すると便利です。また夏の間は日差しが強いので日焼け止めとサングラスもお忘れなく。
恐竜時代から続く壮大な自然遺産ジェラシックコースト
世界遺産登録されているジェラシックコーストでは、恐竜のいたころ遠い2億5千万年の歴史ある海岸線と海が織りなす壮大な景色が楽しめるイギリス屈指の絶景スポットです。日本ではまだ知られていませんが、イギリス周遊に絶対に立ち寄りたいお勧めのパワースポットです。
Ai
20代のころからイギリス在住。科学者。フットボールに夢中な男の子の母親として奮闘中。ヨーロッパ各地のマーケット(蚤の市)散策、ワイン、見晴らしのよい絶景スポット、特に海が大好き。
世界のどこにいても、毎日を気楽に楽しめるヒントを共有していきたいです!
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