路地裏に突如現れる小籠包屋さん「正好鮮肉小籠湯包(ゼンハオシェンロウシャオロンタンバオ)」
観光名所、台北101の近くにある通化夜市。その夜市を横目にずっと10分ほど歩いて行った路地裏に「正好鮮肉小籠湯包(ゼンハオシェンロウシャオロンタンバオ)」はあります。「ちょっと待って…」と躊躇しちゃうような店構えなのですが、店内も外の席もお客さんでいっぱいです。きっと美味しいに違いない!と期待は高まります。
お店のメニューは、小籠包(100TWD)、焼売(100TWD)、酸辣湯(35TWD)のみです。メニューも値段もめちゃくちゃシンプル!なので、注文も簡単に済みます。
小籠包などはお店の外で手作りで包まれていきます。皮も全部手作り!すごい手早さでどんどん出来上がっていくのですが、この作りたての小籠包を出してくれるんです。
ネギがたっぷり甘味を感じる絶品小籠包
最初に注文した小籠包が登場。せいろのふたを開けると、湯気がボワっと立ちます。そして小籠包のいい香りが。
薄い皮の下からは、ネギの緑色が見えます。実は、ここの小籠包のポイントはネギなのだそう。お店の本店は台湾の宜蘭にあり、ここはネギの名産地なのだとか。ここのネギをたっぷり使った小籠包なのです。
早速、酢醤油を作って、定番の千切り生姜を乗っけていただきます!小籠包からは肉汁がジュワッと出てきます。美味しい!ネギがたくさん入ってるせいか、さっぱりと食べられます。
もうひとつ注文したのが焼売。こちらもお店の手作り。小籠包と比べると小ぶりですが、ぎゅっと肉餡が詰まっているのが伝わってきます。
小さいエビが一個ずつ乗っかっていて、食べると肉餡のぎゅっとした食感と、エビのプリっとした食感が相成って、絶妙な味わいです。こちらも小籠包に負けず劣らず美味でした。
小籠包はあまりにも美味しいので、おかわりをしてしまいました(笑)。それでもペロッと食べられちゃいます。
ちょっと入りにくいけど勇気を出して!
写真の通り、ちょっと入りにくい雰囲気ですが、本当に美味しい小籠包が食べられるので、勇気を出して入ってみてください。しかも、8個で100TWDで、日本円でワンコイン以下で食べられるというコストパフォーマンスも最高ですよ。周りは台湾人ばかりで、お持ち帰りも多い人気店、ぜひ立ち寄ってみてください。
住所:台北市通化街57巷6号
営業時間:17:00-24:30(不定休)
[All Photos by Kaori Simon]
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