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城下町を彩る竹ぼんぼりの灯り

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「うすき竹宵」は毎年11月の第1土曜・日曜に開催。晩秋の訪れとともに迎える臼杵市を代表するお祭りです。風情ある街並みを2万本もの竹ぼんぼりが灯り、幻想的な光景が広がります。
この「うすき竹宵」は、国宝・臼杵石仏を作った真名野長者の娘、般若姫の霊が夜道を照らしたという「真名長者の伝説」に由来。また伝説を基にした「般若姫行列」も行われます。

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街を彩る竹ぼんぼりは心に響く美しさ。辺り一面が淡いオレンジ色の光に包まれ、ロマンティックな雰囲気に思わずうっとり・・・。
アーティスティックなオブジェも

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うすき竹宵が始まったのは1997年。当初は小規模なお祭りであったそうですが、現在では竹ぼんぼりだけでなく趣向をこらしたオブジェも配置。

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竹の内側に色を加えたものや、精巧な彫りを施した竹ぼんぼりも。アーティスティックな世界観を楽しめるのもうすき竹宵の魅力です。
さらに開催中には市内の各所で、ライブや演奏会、琴演奏、生け花展示などのイベントも行われます。
臼杵市を代表する銘菓「臼杵煎餅」

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臼杵市で必食したいのが「臼杵煎餅」。その歴史は古く、参勤交代の携行食として誕生したのが始まりとされます。臼杵市では現在7つのメーカーが生産。
こちらは大正8年創業の「後藤製菓」。市内にある臼杵煎餅の製造元の中で最も古い歴史を持つ老舗です。

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焼いた小麦粉生地の煎餅に、臼杵産の有機生姜と砂糖を煮詰めた蜜を塗った臼杵煎餅。約5mmと薄く曲がった形状でサクッとした食感です。生姜の風味がアクセントになってクセになる味わい!平たい厚焼きなど様々なバリエーションがありますよ。
次回の「うすき竹宵」は来年11月の第1土曜・日曜に開催予定。ぜひ竹ぼんぼりの光が包み込む世界を体感してみてはいかがでしょうか?もちろんご当地名物「臼杵煎餅」もお忘れなく!
[一般社団法人 臼杵青年会議所]

Nao ライター
メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
国境越え、絶景、グルメ、歴史を堪能する旅が好物。時間があれば「どこに行こうか」「何を食べようか」を考えている。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。
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