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江戸時代の風情が今なお残る城下町

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江戸時代、杵築藩松平氏3万2000石の城下町として栄えた杵築市。現在でも武家屋敷や土壁、石畳の坂道が残されており、当時の情緒を随所で感じることができます。
かつて武士が住んでいた南北の高台と商人の街をつなぐ「酢屋の坂」は時代劇にもよく登場する人気スポット。また全国初の「着物が似合う歴史的町並み」にも認定されるなど、“九州の小京都”として訪れる人々を魅了しています。

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風情ある石畳が美しい「塩屋の坂」。市役所の向かいにある「レンタルきもの和楽庵」では常時350着以上の着物を用意。手ぶらでも本格的な着付をしていただくことができます。
また和服の場合は、武家屋敷やお城などの文化施設入場料金が無料になるという特典も!より一層タイムスリップした気分で散策してみませんか?

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長い土壁や白壁が続く「北台武家屋敷通り」。杵築市でも特に江戸時代の面影を色濃く残しているエリアで、荘厳な雰囲気も漂います。

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北台武家屋敷通りの一角にある「能見邸」。杵築藩主松平家の出身地である“三河能見”を姓とする屋敷です。
ひと休みに利用したい趣溢れる甘味処

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能見邸には甘味処「台の茶屋」が併設。城下町散策のひと休みにもピッタリですよ。

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和菓子とお抹茶がセットになった「お抹茶セット(600円・税込)」。歴史情緒あふれる空間でいただく和菓子は美味しさもひとしお。
旅の思い出にピッタリな工芸品も作れます

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能見邸では杵築市の名産品「七島藺(しちとうい)」を使った工芸教室も開催(要予約)。

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七島藺とは主に畳の原料として使われる植物で、杵築市での栽培の歴史は江戸時代初期に開始されたと伝えられています。一般的ない草よりも自然な風合いで滑らかな肌触りが特徴。
現在大分県で栽培しているのは国東半島のわずか10軒ほどの農家のみ。畳はもちろん、七島藺で作られた工芸品は大変貴重なものとなっています。

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工芸教室ではその七島藺を使ったコースターやリースなどを作ることが可能。自然の香りが心地よく、毎日の暮らしを豊かに彩ってくれそうです。
タイムスリップした気分になれる情緒あふれる街並みや、名産品を使った工芸教室など旅の魅力が詰まった杵築市。古に想いを馳せるひと時を楽しんでみませんか?
[公益社団法人 杵築青年会議所]

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Nao ライター
メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。
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