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竜神伝説が残る、対馬の「和多都美神社」が神秘的でスゴかった【長崎県】

Posted by: あやみ
掲載日: Nov 24th, 2019.

日本の国境離島「対馬」。ここには竜神伝説が残る「和多都美神社」があります。5つある鳥居のうち、2つが海中にそびえ立ち、境内には竜神伝説を裏づける木の根や、「磯良恵比須」という岩を祀る三柱鳥居もあり、神秘的な雰囲気です。そんな「和多都美神社」の見所を神話と共にご紹介します。

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彦火火出見尊と豊玉姫命が祀られている古社

「和多都美神社」には山幸彦として知られる彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)が祀られています。

神話によると、昔、海の神の豊玉彦尊が「海宮(わたづみのみや)」という宮殿をつくったのだそうです。あるとき、兄(海幸彦)の釣り針をなくした山幸彦が、釣り針を探す旅に出かけました。その途中で、おじいさん(亀)に出会い、その宮殿(竜宮)にたどり着いたとのこと。そこで豊玉彦神の娘の豊玉姫命に一目惚れし、結婚しました。

平安時代に編纂された「延喜式神名帳」に記録された由緒ある神社(式内社)が、九州には98社。98の神社に、107座の神々が祭られています。現在、神社庁に登録してある神社は約130社で、登録外の小さな神社もたくさんあります。ちなみに江戸時代の調査では455社。そのうち、豊玉姫命を御祭神としている神社がいくつかあり、その中のひとつが古社「和多都美神社」です。

海中にそびえ立つ2つの鳥居

対馬の浅茅湾の入江に佇む「和多都美神社」には本殿に向かって一直線に並ぶ5つの鳥居がありますが、一の鳥居と二の鳥居は海中にそびえ立っています。干潮時には海中にある鳥居に行くことも可能です。まるで竜宮城の入り口のような鳥居ですよね。鳥居を越えて海に潜っていったら竜宮城がありそうな気がしました。

謎に包まれた三柱鳥居が2つも!

三の鳥居と四の鳥居の間の海には、珍しい三柱鳥居も。鳥居には「磯良恵比須」という鱗状の亀裂が見られる岩が祀られています。この岩は、古い祭祀の霊座という説や石という説があり、謎に包まれています。この日の「磯良恵比須」は10月の台風の影響で木の枝などが絡みついていました。

もうひとつの三柱鳥居は、拝殿横にあります。こちらは海神豊玉彦命の墳墓だと言われているそう。ひとつの神社に2つの三柱鳥居があるとは、驚きですよね。

龍が這い出してきたような木の根がある

https://youtu.be/1xfR5-_yBko?vq=hd1440
本殿の左手には、龍が這い出してきたようなカタチの巨木の根が地を這っています。木の根を舐めるように撮影しましたが、迫力満点です。

「安産のお守り」や「釣行安全のお守り」がある


社務所には安産のお守りや、釣行安全のお守りなどがありました。

神話によると、子どもを妊娠した豊玉姫命が山幸彦に「私が産屋を立て出産をするとき、産屋を決して覗かないでください」と言ったそうです。しかし、ダメと言われると見たくなるのは神様も人間も同じ。案の定、山幸彦は産屋を覗き、豊玉姫命の本当の姿(ヤヒロワニ)を見てしまいます。山幸彦に約束を破られた豊玉姫命は海の世界に戻って行ったとのこと。ですが、その後も、二人は文通をして、仲睦まじい夫婦だったそうです。

結婚と出産をした豊玉姫命は海の神様の娘です。そのため、安産や結縁、育児、海上安全のご利益があるとされています。記念に気になるお守りを授かるのもいいかもしれませんね。


御朱印の見本

高級和紙を使っているという御朱印、海にそびえる鳥居が描かれた絵馬もありますよ。

和多都美神社は神秘的でご神気に満ちた神社です。対馬旅行の際は、ぜひ訪れてみてくださいね。竜宮城の存在を信じたくなりますよ。

和多都美神社
住所:長崎県対馬市豊玉町仁位55
電話番号:0920-58-1488
アクセス:対馬空港から車で40分

[All photos by あやみ]

あやみ

Ayami ライター
都内在住のフリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。


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