旅してでも行きたい!超個性的な「全国の倉庫リノベカフェ」5選

Posted by: 内野 チエ

掲載日: Dec 7th, 2019

倉庫をリノベーションしたオシャレなカフェが今、注目を集めています。時を経た倉庫のレトロな味わいを生かし、人が集まる場所へと一新。斬新なアイデアで古さと新しさをミックスさせた空間は、独特の時間が流れています。一度は足を運んでみたい全国の倉庫リノベカフェを5つご紹介します!

【東京】CASICA


(C)CASICA/長弘進

東京、新木場にある「CASICA(カシカ)」。もともとは銘木倉庫だったそうで、外壁にはツタが絡み、そのインパクトのある佇まいは思わず足を止めて見入ってしまうほど。


(C)CASICA/長弘進


(C)CASICA/長弘進


(C)CASICA/長弘進

名前の由来は「生きた時間と空間を可視化する」というコンセプトに基づきます。カフェをはじめ、ショップ、ギャラリー、撮影スタジオなどが併設され、さまざまなイベントを不定期で開催。いろんな楽しみ方ができて、いつ行っても新しい発見がありそうです。


(C)CASICA/長弘進

カフェは南風食堂の三原寛子さんが監修するデリカテッセンスタイル。漢方薬局を想起させるインテリアで、壁付けの木製棚はまるで薬棚のよう。

小さな引き出しやガラスケースの中には乾物や薬草が入っており、薬膳をベースにした創作料理やエスニック料理がいただけます。野菜や雑穀、ハーブ、香辛料をふんだんに用いたメニューはどれも体に良さそうなものばかり。毎日通って全部制覇したくなります!

■CASICA(カフェ)
住所:東京都江東区新木場1-4-6
電話:03-6457-0826 (ショップ・代表) / 03-6457-0827 (カフェ)
営業時間:11:00~18:00(L.O 17:30)
定休日:月曜(月曜日が祝日の場合は営業、翌火曜日休館)
HP:https://casica.tokyo

【静岡】Antique Cafe Road

 

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以前、牛舎だった建物を改装し、カフェに生まれ変わった「Antique Cafe Road(アンティーク カフェ ロード)」。天井が高く開放感があって、何とも言えないすがすがしさに満ちています。
数多くのメディアに取り上げられ、“秘境”カフェとしても有名です。場所は街から離れた山手の方にあり、最寄り駅から車で約20分とたどり着くまで少々時間がかかりますが、それでも訪れる人が絶えません。その理由はこの絶景にあります…!

 

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周辺は緑の大自然に囲まれ、カフェのすぐそばには渓流も流れています。

 

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ガラス窓からは自然光が降り注ぎ、外に目を向けると風に揺れる木々が見えます。
優しい風景に心と体がゆっくりほぐされて、極上の時間が過ごせますよ。

■Antique Cafe Road
住所:静岡県掛川市大野1776-7
電話:090-4853-0851
営業時間:11:00~16:00
定休日:月曜、火曜、水曜
HP:https://www.instagram.com/antiquecaferoad/?utm_source=ig_embed

【広島】RAINBOW SOKO HIROSHIMA

 

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「RAINBOW SOKO HIROSHIMA(レインボー倉庫広島)」は広島市西区の商工センター内倉庫をリノベーションして誕生。さまざまなショップが出店するフリーシェアスぺ―スで、廃材を使ったインテリアなどクリエイティブな魅力に溢れています。

1階にあるのはコーヒースタンド「れあれあの実」。バルの発祥とも言われるイタリアの老舗コーヒー「マナレージコーヒー」が味わえるお店です。

 

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隣にはバー・スペースも。

 

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2階のフリースぺースにはハンモックもあります。


さらに、誰でも利用できる個室がいくつかあり、カフェで買った食事を持ち込んでゆっくりくつろぐこともできます。

 

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アートに触れたり、ショッピングをしたり、エステやネイルで癒されたり。一日いても飽きることがありません!

■RAINBOW SOKO HIROSHIMA
住所:広島県広島市西区商工センター2丁目8-29
電話:082-208-3850(席の予約が可能です)
営業時間:11:00~19:00(L.O 18:00)※一部店舗除く
HP:https://www.instagram.com/rainbowsoko_hiroshima/

【福岡】安蔵里かふぇ


(C)安蔵里かふぇ
醤油の醸造所だった建物を改装した築160年の古民家レストラン「伊都安蔵里(いとあぐり)」に併設される「安蔵里かふぇ」は、当時、醤油の原料となる大豆を保管していた倉庫でした。
160年前というと、江戸時代後期~明治時代のあたり。日本古来のしみじみとした和の雰囲気と、西洋の影響を受けたハイカラな文化が入り混じり、得も言われぬクラシカルな空気を醸し出しています。



(C)安蔵里かふぇ
カフェの内装は、長い年月を経て作り上げられた琥珀色の色調で統一されています。


(C)安蔵里かふぇ
2階喫茶スペースの天井には、倉庫だったときの梁をそのまま使用。太くどっしりとした木材の、温かみある存在感。時をまとった重厚さが、心に深い印象を残します。


地元・糸島で焙煎されたオリジナルブレンドのコーヒーをはじめ、旬の食材や厳選素材からなる手作りスイーツが自慢。美味しさでも満足すること間違いなしです!

■安蔵里かふぇ
住所:福岡県糸島市川付882
電話:092-322-2222
営業時間:11:30~17:00(L.O 16:00)
定休日:火曜日
HP:https://www.itoaguri.jp/cafe/

【長崎】Borderless Lounge


(C)Chie Uchio

「Borderless Lounge(ボーダレスラウンジ)」は、大村湾を望む風光明媚な場所に建つ倉庫カフェ。元はみかんの選果倉庫だったそうで、周辺にはみかん畑が広がっています。地元の野菜や加工品を並べた商品棚の土台は、みかんのコンテナ。DIYで作ったテーブルなど、味わい深いインテリアが並び、あちこち店内を見て回るのも楽しいです。


(C)Chie Uchio


(C)Chie Uchio

地元の生産者の方から譲り受けたという鶏の「てりやき」ちゃん。店内で自由に過ごしており、愛らしい姿を見せてくれます。


(C)Borderless Lounge

2階席の窓からは大村湾が一望できます。海風が店内を吹き抜けて、ほっと心が休まるような心地よさ。

看板メニューは、地元産の柑橘類を使ったレモネード。自然のままのフレッシュな味わいで、後味までスッキリしています。

イノシシを使ったカレーやBBQ(※要予約)など、地元で捕れたジビエ料理も提供しています。


ここにしかない風景と食事と。ソファに腰を下ろしてゆっくり食事を楽しむ、ただそれだけのことが忘れられないほどの特別な体験となりそうです。

■Borderless Lounge
住所:長崎県西彼杵郡長与町岡郷2244
電話:095-894-5321
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜
HP:http://www.brl-18.com/
PROFILE

内野 チエ

内野 チエ ライター

Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。

Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。20歳で第1子を出産後、母・妻・会社員・学生の4役をこなしながら大学を卒業、子どもが好きすぎて保育士と幼稚園教諭の資格を取得、など、いろいろ同時進行するのが得意。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。特技はワラビ料理と燻製作り。

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