歓楽街は徒歩圏内。地下鉄の駅から徒歩1分!
新しいから綺麗であろうということと、お値段がリーズナブルだったことで予約を入れたのですが、行ってみてまず驚いたのは立地のすばらしさ。福岡空港から4駅の地下鉄空港線「中洲川端駅」2番出口から徒歩1分。中洲の屋台や飲食店も徒歩圏内です。多少酔っ払っても戻って来られるんじゃないでしょうか(笑)。
(C)ザ ライブリー 福岡
ホテル全体のデザインもフォトジェニックです。1階と2階が吹き抜けになっていて開放感たっぷりです。また、壁面にはデジタルサイネージがいくつもディスプレイされていて近未来的。ホテルのロビーとは思えない雰囲気です。
1時間限定で、毎日生ビールを無料提供!
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ロビーフロアの中央には大胆(?)にも、アイランド型のロビーバーが。バーの中にはDJセッションブースも設置されています。聞けば、週末には地元DJの生ライブも楽しめるのだとか。で、こちらのバー、宿泊のゲストは毎日17時30分~18時30分の1時間、生ビールが飲み放題になるんです。時間内なら何杯でもOKな上に銘柄はハートランド。太っ腹です。ここで1、2杯ひっかけてから中洲に繰り出してみるのもいいかもしれません。オリジナルカクテルも豊富ですし、25時(L.O.24時30分)までの営業なので、締めの1杯にもおすすめです。
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「ライフスタイルホテル」を名乗っているだけに共用部も充実しています。2階には宿泊のゲストが24時間、自由に使えるコワーキングスペースやビリヤード台が。高速WiFiはもちろん、電源もたくさんあり仕事もはかどりそうです。バルミューダのトースターやレンジもあり、至れり尽くせりです。
ローカル要素を取り入れた客室がフォトジェニック
で、肝心の客室ですが、「ザ ライブリー福岡」は全224室。なかなかのキャパですよね。
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もっともスタンダードなのは、1、2名で利用できる「スタンダードダブル」。コンパクトですが、ひとり旅ならじゅうぶんの広さ。また、随所に博多のローカル的な要素を取り入れていて、たとえば、カーテンの柄は屋台の設計図がモチーフになっています。壁面の金属ウォールは屋台の屋根から着想を得ているのだとか。
(C)ザ ライブリー 福岡
ほかにも、地元・福岡の「Saredo Coffee」と共同開発したオリジナルのインスタントコーヒーを客室に用意していたり、オリジナルのパジャマがかわいかったり、タオルがふわふわだったりと思わずにんまりしてしまうこだわりがちらほら。バス・トイレスペースは、船室をイメージしていているそうです。
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テーブルがあってもデスクがないのは、「仕事をするなら共有スペースをお使いください」ということと解釈しました(笑)。そうそう、女子旅なら、最大6名まで利用可能41平米の「ザ ライブラリー ロフト」もおすすめです。合宿感覚で楽しめそうです。
進化系カプセルホテル「ザ ミレニアルズ」も併設
(C)ザ ライブリー 福岡
もうひとつこちらのホテルが興味深いのは、ホテルinホテルとして、3階に最新型IoTデバイスを搭載した進化系カプセルホテル「ザ ミレニアルズ」を併設している点。「ザ ミレニアルズ」は、独自の技術でコンパクトな空間を最大限に楽しめる宿泊ユニット「スマートポッド」を備えたホテルチェーンです。
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京都、渋谷にも店舗があり、この福岡で3号店目。個々の「スマートポッド」には、高さ2.1m、120cmの25㎝の分厚いベッドが設置されています。スーツケースを開いた状態でベッド下に収納でき、ルームキーがわりのiPod を使って照明の調整やベッドのリクライニングができるなど、これまでのカプセルホテルの概念を覆すすぐれものです。男女共用エリアの一部には、渋谷の2号店でも好評の、アーティストが直接壁にアートを施したアートポッド(Artpod)を備えています。用途に応じて泊まる場所を使い分けてみるのもいいかもしでません。
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地元推しのレストランが秀逸!
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もうひとつご紹介しておきたいのが、1階のダイニングレストラン。「Grill & Fritto」をテーマに展開しているのですが、ローカル食材を使用した、ほかではなかなか見かけない、個性あふれる料理がいくつもあります。「辛子高菜のポテトサラダ」はビールにぴったり。「博多トマトのカプレーゼ」「福岡きのこのマリネ」「福岡7種野菜のパスタ (オイルベース)」「糸島魚介のアラビアータ (トマトソースベース)」など、地元愛炸裂のメニューが並びます。食事だけしに行くのも、断然ありかと思います。
朝食はブッフェスタイルで提供。レモンライスカレーや九州産の小麦・雑穀を100%使用したパンケーキなど、厳選のメニューに目移り必至です。セルフで抹茶ラテを作れるコーナーもありました。これ、地元産の八女茶を使用しているのもうれしいところ。好みの濃さに調節できるのでいい感じです。
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繰り返しになりますが、手の届きやすい価格と立地の良さを備えながら、快適に過ごせるという、ひとり旅に求められるホテルの要素を備えたホテルの誕生、うれしい限りです。もちろんひとり旅だけではなく、さまざまなシーンで利用できそうですよ。
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