旅の目的は「たったひとつ」で良い
旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。
私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。
珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。
年末だから、一年に一度の贅沢をしたい
カレンダーは残すところ、最後の1枚になりました。
一年が過ぎるのは、なんと早いのでしょう。
今年は良い年でしたか。
乗り切るのが辛い年でしたか。
いずれにせよ、今年もよく頑張りました。
最後に、一年に一度くらいは贅沢をしましょうか。
一年の締めくくりに、とびきりのご馳走をいただきましょう。
一年間頑張った自分へのご褒美として。
そして、来たる年を迎える活力にするために。
新しい年が、すぐそばで待っていますよ。
とびきりのご馳走「下関のとらふぐ」
とびきりのご馳走は、「ふぐ」がいいですね。ふぐは冬が旬とされます。
ふぐ料理の花形と言えば、「ふぐの刺身」。美しい大皿の模様が透けて見える、花が咲いたような華やかさ。思わず、うっとりと見惚れてしまいますね。なぜ薄造りにするのかといえば、フグの身は他の魚と比べ、弾力性があって硬いため。薄さは見映えだけではなく、美味しくいただくための心遣い。薄切りゆえ、乾燥しやすいので、遠慮しないでどんどん食べましょう。
ふぐ刺しを頂くには、ポン酢が最適。ナツダイダイを搾った特製ポン酢は、杉樽で仕込む地元醤油が味の決め手に。ポン酢に、もみじおろし(大根おろしと赤唐辛子をあわせたもの)と刻みネギやわけぎを入れ、2〜3枚箸ですくっていただきます。
もちろんヒレ酒
こんがりきつね色に焼かれたふぐひれを、熱々に燗した日本酒にひたしていただきましょう。ひれの香ばしさや旨味が日本酒に移った、大人にだけ限定の冬の味わいです。
実は唐揚げが食べたい
「ふく処 さかい」では、お刺身、ちり鍋の他に、唐揚げファンも多いとのこと。唐揚げなら、敷居が高くなく、手が伸ばせそうですよね。作り方は、意外にシンプル。
ぷるぷるの白子
ぷるぷるの白子も、見逃せません。とらふぐの白子はより一層貴重なものとして取り扱われ、「海の宝石」といわれるほど。産卵期前である1〜3月頃に大きくなり、栄養を蓄えるため、最もクリーミーかつ濃厚で美味しいとされています。
食べ方としては、ふぐ鍋に入れたり、白子を溶かして日本酒に合わせた白子酒、シンプルに「白子焼き」、表面をカリっと揚げた「白子揚げ」などがあります。ぜひ冬には食べたいもののひとつです。
トラフグ専門80年、下関最古参のふぐ問屋
酒井商店は、昭和初期に創業。下関唐戸魚市場の創業当時より仲卸として市場に参入した、下関最古参のふぐ問屋。創業80年を超えるフグの仲買人ですから、目利きも仕入れも信頼がおけます。一日昼・夜それぞれ4組限定の完全予約制のふぐ料理専門店なので、予約の上お出かけください。
今回のたったひとつは、創業80年を超える下関最古参のふぐ問屋「ふく処 さかい」のふぐ料理。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。
sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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