
青い壁が目印の「ラ・クレプリ・デ・カネット」

「ラ・クレプリ・デ・カネット」は、日本のガイドブックにも毎回載るほど有名なガレット屋さんです。「ここでブランチをしよう」ということで、開店前に到着するようにお店に向かいます。目印は青い壁です。


開店と同時にお店の中へ。お店は奥に長細い感じで、広くはありません。お店の方が机を引いて、壁際の席に案内してくれます。おひとりさまでも気になることはなさそうです。筆者たちがお店に入ってから数分で、お店の中はいっぱいになりました。

メニューを早速確認すると、そば粉を使ったガレットと、クレープがありました。食事をしたかったので、ガレットからメニューをチョイス。お腹に余裕があったら甘いクレープもいただくことにしました。

注文すると、店内の脇にある厨房で早速料理が始まります。ガラス張りになっているので中の様子を見ることができます。横に長い2段になった鉄板の上でガレットが焼かれているのが見えます。おいしそうな香りも漂ってきましたよ!
外はパリッと、中はもっちりのガレット

筆者たちは1人1枚のガレットを注文。友人たちは卵、ハム、チーズの定番の「Complete」(8.5ユーロ)。筆者はちょっと変わり種の「Chevre」を注文しました。真四角のガレットが運ばれてきました。

筆者が注文した「Chevre」(10.5ユーロ)は、チーズを使ったガレット。フレッシュタイプのヤギのチーズ(フェタチーズ)にドライトマト、クルミ、ルッコラがトッピングされ、アカシアのハチミツがかかっています。聞いただけで絶対美味しいと確信できる組み合わせです。

ガレットは外側はパリパリ、中はもっちりとした食感。ナイフを入れると中からは白いフェタチーズとドライトマトが顔を覗かせます。ルッコラを載せて食べると、チーズのしょっぱさと、ハチミツの甘さが絶妙なバランス!最高に美味しい組み合わせでした。
パリに来たら絶対に訪れたいお店

実は、帰国する日に筆者はもう一度訪れました。今度はガレットではなく甘いクレープをチョイス。「le classiques」(6.5ユーロ)メニューの中から、「Caramel du beurre sale maison」を選びました。これは自家製塩バターキャラメルを使ったクレープ。バターの風味が最高に美味しいクレープでした。
ガイドブックに繰り返し載るほどの有名店なので、休日は混みあうよう。開店時間に合わせていけばすぐには入れるので、ブランチにぜひ行ってみてくださいね。パリに来たら訪れたいお店がまた増えました。
[All Photos by Kaori Simon]
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Kaori Simon ライター&フォトグラファー
東京在住フリーランスのフォトライター。K-POP、韓国事情(ソウル中心)、国内外のグルメ、街情報を中心にWebメディアなどで活動中。年3〜4回の渡韓でエネルギーを蓄えている。現在、韓国語勉強中。寄稿媒体:goo いまトピ、エキサイトなど
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