宜蘭名物グルメ「ト肉」ってどんな食べ物?
台湾の観光地・宜蘭県にはこの土地ならではのグルメがたくさんあり、卜肉(ボーロウ)と呼ばれるグルメも名物グルメの一つです。名前を見て、おそらく肉なのであろうということは想像がつきますが、いったいどんな食べ物なんだろう?と謎ですよね。
卜肉とは、簡単に訳すと豚肉の天ぷらです。カットした豚肉に衣をつけ、ふわっと揚げられています。糕渣という揚げ物グルメと共に、宜蘭県の名物グルメとして知られています。
揚げたてト肉を味わえる人気店「小春」礁溪店
卜肉はレストランでも味わうことができますが、屋台やテイクアウト店で揚げたてをいただくスタイルが気軽でおすすめ。羅東夜市に本店を構える「小春」は卜肉や糕渣、照焼皮蛋の人気店で、たくさんのお客さんで賑わっています。こちらは日曜日夜の礁溪店の様子です。
ト肉や糕渣だけでなく、豚肉や牛肉の串焼きなども並んでいます。
礁溪店には小さいながらもイートインスペースがあり、席が空いていれば座って食事をすることも可能です。
名物グルメの解説イラストがわかりやすい
店頭では、お店の三大メニューである照焼皮蛋・糕渣・ト肉がそれぞれどんなグルメなのか、イラスト付きで紹介されています。イラストを見ればそれぞれどんなグルメなのか、なんとなく読み取れるでしょう。
ト肉は大か小でサイズを選べるのがうれしい
卜肉や糕渣は、大か小の2種類のサイズで提供されています。少しだけ食べたい時でも購入しやすいですよ。筆者は今回、卜肉の小サイズを注文しました。価格は60元(約216円)です。
できあがると、お店の人が声をかけてくれます。では、さっそくいただいてみます。
揚げたてト肉のお味は?
こちらが小サイズの卜肉です。鮮やかなピンク色の箱がかわいいです。
小サイズでも、箱の中にはたくさんのト肉が入っています。ふわっとした見た目がおいしそう!
一口いただいてみると、サクっふわっとした衣の中からお肉が顔を出します。何かに似ている味だなぁと考えながら食べていたのですが、ホットドックの皮に肉が混ざったような味わいだと感じました。揚げたては熱々、ふわふわの衣とジューシーなお肉の組み合わせがおいしいです。
テイクアウトで気軽にト肉を味わえる「小春」の礁溪店は、賑やかな礁溪駅近くにあり、観光の合間に寄りやすいですよ。ぜひ、揚げたての名物グルメ・卜肉を味わってみてくださいね。
住所:宜蘭縣礁溪鄉礁溪路五段と德陽路の交差点横
[All photos by Yui Imai]
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