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ブルックリンの環境に優しい「廃棄ゼロ」のサステイナブル&最旬ストリートブランド【ニューヨーク】

Posted by: Kasumi Abe
掲載日: Apr 4th, 2020.

ニューヨーク・ブルックリンに、廃棄ゼロに取り組みながらサステイナブル(持続可能)ファッションに取り組んでいる前衛デザイナーがいます。ダニエル・シルバースタインの創り出すZero Waste Danielは、アメリカの意識が高いミレニアル世代を中心に支持をされているブランドです。

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(c) Kasumi Abe


スクラップ(端布)を洋服作りに再利用

© Kasumi Abe店内の右奥は、端布(はぎれ)を使った試着ルームになっている(c) Kasumi Abe

全面窓から柔かい光が射し込む明るい雰囲気の店、Zero Waste Daniel。手前がリテールスペースで、右側が端布(はぎれ)を使った試着ルーム、そのほかは作業スペースになっています。

Zero Waste Danielは、デザイナーのダニエル・シルバースタインが創り出す、環境に優しい最旬ストリート&サステイナブル(持続可能)ブランドです。具体的に彼が取り組んでいるのはゼロウェイスト(廃棄ゼロ、モノを粗末にしない)のファッションなのです。

再利用、再考、リロール(循環)、リサイクル、ハンドメイドといった、環境に優しいアイデアと技法をベース、2017年夏にブランドを創業し、翌18年に店内をリノベーションして本格的にスタートしました。

ダニエルの洋服作りは、カラフルで個性的なパッチワーク(写真上参照)が特徴なのですが、それに利用しているのは、スクラップ(端布や不要になった素材)です。つまり今にも捨てられそうになってい素材を救出して使っているのです。

「地元の町工場と提携し、不要になった捨てられる直前の素材をもらってきています。また配達された荷物についているプラスチック片など、どんな素材も私にとっては価値あるものです」と言います。

© Kasumi Abeファッションの一部として再利用されるスクラップ(端布や不要になった素材)(c) Kasumi Abe

お手ごろ価格の個性派ファッション

店やオンラインで売られているのはダニエルがデザインした自社ブランドのTシャツ($45)、フーディー($165)、ショーツ($99)、パンツ($130)などです。また、タイヤを再利用したAlchemy Goodsなど、いくつか他社ブランドも扱っています。

どれも、求めやすいリーズナブルな価格帯が魅力的です。

どんなモノにも価値があると育てられた

店内の作業場スペースには、ダニエルが大学卒業のときに両親からプレゼントされ今でも愛用しているミシンなどがあります。彼は子どものころからモノづくりが好きだったそうで、13歳で本格的にドレスやバッグを作り始めました。

ファッション系の大学在学時、ベネズエラのドレスブランド、Carolina Herreraでインターンをし、生地をどこも捨てることなく裁断する方法を自分で考案したといいます。

「子どものころ、どんなモノにも価値があると教えられて育ちました。プロとして洋服を作るようになって、たくさんの人に端布には『価値がない』と聞いたけど、違うよねって思っていました」

2030年までに埋立地に廃棄されるゴミ量をゼロにするという目標を掲げているニューヨーク市。当地でダニエルをはじめ、地元の若者がこのように環境問題に強い関心を持って、取り組んでいるのはとても良いことです。

その噂は日本にも少しずつ伝わってきています。「ニューヨークフェア」というのは、大阪の阪急うめだ本店で毎年開催されているイベントですが、ダニエルは2019年の5月に初来日し、Zero Waste Danielの出店をそこで果たしました。

日本での滞在をとても楽しんだというダニエル。お店で見かけたら、ぜひ声をかけてみてください!

Zero Waste Daniel(ゼロ・ウェイスト・ダニエル)
住所: 369 Hooper St, Brooklyn, NY 11211, U.S.A.
電話:N/A
営業時間は季節によって変わりやすいので、ウェブサイトで確認のこと。
HP: http://zerowastedaniel.com/make/shop

[All photos by Kasumi Abe]
All images and text are copyrighted.

Kasumi Abe

a.kasumi ライター・編集者
雑誌、ウェブ、ラジオを通して、グルメから社会問題まで、幅広くアメリカ&NY情報を発信中。著書に『NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ』がある。日本の出版社勤務を経て、NYに移住したのは2002年のこと。アメリカ(出版社時代)でも街ネタ取材でNY中を駆け回った後、14年に独立。物書きとしては、今では信じられないがメジャーミュージシャンのインタビュー含む音楽評論が原点。


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