ローカル度満点!ハノイのビアホール料理はあっさり目で手の込んだ味【ベトナム】

Posted by: 鈴木幸子

掲載日: Apr 5th, 2020

ベトナム国立交響楽団の日本人指揮者の方に連れて行っていただいた、ハノイの超ローカルビアホイ(ビアホール)。体育館のような広~い開放的な雰囲気と、そこのお料理があまりに美味しく、ベトナム料理の奥深さを実感したのでご報告いたします!

<注意>外務省は2020年3月31日、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、世界を対象に「危険情報」レベル2と3に引き上げ、49カ国に渡航中止勧告、その他の国に不要不急の渡航自粛要請を発出しました。ベトナムでは2020年3月22日から全ての国・地域からの外国人の入国が停止(ただし専門家、企業管理者、高技能労働者等は例外)となっています。外務省の「新型コロナウィルス感染に関する緊急情報」をご確認ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/

 

ビアホイで寛ぐランチタイム


ベトナムではビアホールのことを「ビアホイ(生ビールの意味)」と呼びます。名前の如く、生ビールが楽しめます。ベトナムでも生ビールは大人気。日本のビールに比べるとやや軽めですが、軽いがゆえに、暑~いハノイでは水のようにグビグビといけちゃいます!


ハノイ在住の知人に連れて行ってもらったのが、ベトナムフィルハーモニー楽団の練習場近くの「ビアホイ」。ハノイに来るとほとんど旧市街の近くに滞在するので、こぢんまりしているお店が多いのですが、中心街から少し離れたエリアにあるせいか、体育館のような広さが新鮮でした。

まずは、生ビールをオーダー。ビアハノイ(Bia Hanoi)のドラフトです。1杯、100円前後と、ビール好きには嬉しい安さ!!!

あっさり目で、手の込んだ旨いおつまみがたまりません!!


まず、生ビールを頼むと、お通しとして出てきたのが塩ピーナツとバナナの葉に包まった料理。葉に包まれた料理は、豚肉と米粉を混ぜて発酵させた「ネムフン」いうハノイ名物で、ほのかな酸っぱさを感じる甘辛い味付けで、食欲をそそります。


2品目は、揚げ出し豆腐。アツアツです!! 大葉のような香草とともにいただきます。


次は、自家製の腸詰。ソーセージですね! これがビールにぴったり!!!


そして、この手長エビがまたイケます!!! 脇にあるのは、シーフード用の付けダレ。ベトナム、タイ、カンボジア、ラオスなどでは、肉類、魚類、生春巻きなど、それぞれに合う付けダレが用意されています。こちらは塩とライムとペッパーが効いています。


青菜のスープも薄味で美味。


ベトナム版オムレツも優しい味です。


締めに豚肉炒め。超ローカルなビアホイでいただく料理は、あっさり目で、日本人の口にもよく合うものばかりでした。

中心街かタクシーで15分ほどなので、ハノイに行かれるならぜひ足を延ばしてみませんか?ハノイ博物館やJWマリオット・ハノイの近くです。

クァンビア・トゥーハン Quán Bia Thu Hằng
住所:34 Phố Miếu Đầm, Mễ Trì, Nam Từ Liêm, Hà Nội, Viet Nam
電話:+84 98 290 61 66
営業時間:10:00~23:00
休日:なし

[All photos by Sachiko Suzuki]

PROFILE

鈴木幸子

sachikosuzuki 旅行記者、エディトリアル・ディレクター

出版社勤務や地球の歩き方編集を経て2001年に独立。世界60か国以上を頻繁に取材し、一期一会のハッピーな記事を書いています。JTBるるぶ「アンコールワットとカンボジア」初版制作。著書『もち歩きイラスト会話集タイ/池田書店』、『みやざきの自然災害』ほか。有限会社らきカンパニー主宰。「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒の名前です。

出版社勤務や地球の歩き方編集を経て2001年に独立。世界60か国以上を頻繁に取材し、一期一会のハッピーな記事を書いています。JTBるるぶ「アンコールワットとカンボジア」初版制作。著書『もち歩きイラスト会話集タイ/池田書店』、『みやざきの自然災害』ほか。有限会社らきカンパニー主宰。「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒の名前です。

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