サーファーに人気のビーチに近い高台
国府白浜のビーチです。ほどよく波があり、サーフィンはもちろん泳ぐのもおすすめです。
賢島の宿から電動アシスト自転車で、緑あふれる自然の中を駆け抜け約40分。「国府白浜」を過ぎて見つけたのがこの看板です。ここから坂を下ると目の前に海の景色が見えてきます。
ブロカントをセンスよくあしらった空間
坂を下ったり上ったりしてようやくカフェに到着。お店の前にはヴィンテージ・カー、グリーンに彩られたドアがアクセントになり、少し褪せたブロカントスタイルがいい雰囲気を醸し出しています。
くっきりとしたロゴもこちらのトレードマークです。
扉の先にはアンティークの椅子、ヨーロッパの教会で使われていたと思われるベンチ、ランプシェードetc・・・。時を経て味わいを帯びた家具や雑貨が、ニュアンスのある空間を作り上げています。
梯子やカゴ、ドライフラワーなど多彩なものがあしらわれながらも、統一感のある世界観が見事です。格子窓からの陽光がやわらかく射し込み、とっても心地のよい空間です。段差を付けることで空間がより広く感じられ、異なる表情が生まれています。
夏においしい!多彩なソーダとかき氷
緑を眺められる窓際の席を選びました。猛暑の中を自転車で来てバテかけていたので、まずはストロベリーソーダ、マンゴーソーダ(各550円・税込)をいただきます。しゅわしゅわソーダにしっかりと果肉の残ったシロップがミックスしてがおいしい!生き返る思いです。
メニューにかき氷を発見!ご当地の食材を生かした「志摩特産 きんこ芋」(700円・税込)を注文してみました。火照った心身に冷え冷えのかき氷が染み入ります。きんこ芋のシロップが甘くて濃厚で、疲れた身体が癒やされます。瞬く間にたいらげてしまいました。
海からの風を感じながら憩うひととき
普段はサーファーが多く訪れるようですが、筆者が行ったときは普通にカフェを楽しむ人がちらほらという感じでした。食べ終わっても、この居心地の良い空間に留まっていたい・・・と、なかなか重い腰が上がりません。カップルや仲間同士はもちろん、一人で本を読んだり思い思いのひとときを過ごせそうです。
メニューはタコライスやロコモコ、パスタなどのランチセットにはじまり、スムージーやシェイクなどのドリンク、カクテルなどのアルコール、スイーツに至るまで幅広いラインナップです。かき氷は通年いただけるそうで、マンゴーあんにん、エメラルドビーチ(カルピスとクリームチーズ)など10種がそろいます。
テラスではワンちゃんOK。海を望めるのが魅力です。
「SHEVRON ISE」とは?
敷地内には「SHEVRON CAFE」をはじめ、一棟貸しのゲストハウスが3棟、パン屋「Maki’s Bakery(マキズベーカリー)」、ブロカントを扱う雑貨店「SHEVRON SHOP(シェブロンショップ)」などが点在しています。これら全てを合わせたのが「SHEVRON ISE(シェブロンイセ)」。神戸で店舗内装や住宅新築の施工、リノベーションなどを行う「SHEVRON FACTORY(シェブロンファクトリー)」が手がけているそうです。お茶のついでにパンを買ったり、ステキな雑貨に出会えるのもうれしいですね。
ゲストハウスの1棟「12304 TINY HOUSE(タイニーハウス)」
今回はこの中のカフェをご紹介しました。ビーチで遊ぶときのランチやカフェ、アペリティフやディナーと、海辺のバカンスで理想的なひとときを過ごせます。伊勢神宮への参拝がてら立ち寄るのもおすすめですよ。
[All photos by ロザンベール葉]
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SHEVRON CAFE
住所:三重県志摩市阿児町国府3517-16
TEL:0599-47-4747
営業時間:11:00~21:00、土日祝9:30~21:00
不定休
[シェブロンISE]URL:
http://shevronmart.com/ise/※新型コロナウイルスの影響で営業時間の変更や臨時休業の場合もあります。最新情報はお店までご確認下さい。
ロザンベール葉
主に横浜・東京で育ち、縁あって京都に在住。美術書出版社勤務を経て、フリーランスライター歴20年余り。フランス人のパートナーと共に、フランスとイタリアを中心に気ままな旅をする。海はどこも好きだけど、「地中海」という響きに憧れる。マイペースが好き。
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