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全室パークビューで、バルコニー付き!
立川に、ラグジュアリー系のホテルができると聞いたときは正直、「なぜ立川?」と思ったものですが、行ってみてよくわかりました。全81室の客室は、すべて昭和記念公園を望むパークビューで、バルコニー付き。スタンダードな客室でも52平方メートルの広さを誇ります。緑、そして、ゆったりとしたスペースは、立川だからこそ!?それでいて、都心からもわずかな距離。うれしいポイントがいっぱいです。
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施設デザインを担当したのは、「ギンザ シックス(GINZA SIX)」を手がけたフランス人デザイナー、グエナエル・ニコラ氏。エントランスからロビーにつながる空間はテントをモチーフにしているそうで、心身ともに解放されるグランピングを彷彿とさせます。意味もなく、スマホを構えてしまいます。木の質感を生かしたナチュラルなトーンで統一された施設は、モダンだけれど華美すぎず、不思議と落ち着きます。施設内に入ってすぐ、「あ、ここ好きかも」とほっこりした気持ちになりました。
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ニコラ氏は、緑豊かな立地を生かすために、公園の緑も部屋のインテリアに取り入れるデザインを施しています。ベッドを客室のセンターに配しているのも、それが理由。ベッドに横になっていても、目の前に緑が迫ってきます。リゾート感むんむんです。京都の路地裏をイメージした客室階の廊下も雰囲気たっぷり。絨毯のテキスタイルは自然をイメージしているんですって。
温泉水を使用した、インフィニティプールは圧倒的な存在感
(c)ソラノホテル
冒頭でも少し触れましたが、「ソラノホテル」を象徴する存在は、なんといっても10階から11階(屋上)の2フロアを占める「ソラノスパ」です。屋上には、独自に掘削した温泉水を使用した、約60メートルのインフィニティプールを備えています。プールに仰向けに浮かぶと、周囲の音から隔絶されるなか、緑と空が目に飛び込んでくるという不思議な感覚が味わえます。筆者が宿泊した翌朝は、インフィニティプールから、うっすらと富士山を見ることもできました。
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10階の温浴エリアには、ジェットバスのジャクジースパ、さらに、超微粒子スチームによるナノミストサウナも配しています。「ナノミストって、なんでしたっけ?」とスタッフの方に聞いてみたところ、特殊技術によって蒸気をナノスチーム(過熱水蒸気)に変化させ、サウナに利用しているのですが、粒の大きさはなんと雨粒の10万~2万分の1だといいます。もはやどのくらいの小ささかイメージできませんが、超小さいということはよくわかりました・・・。そんなわけで、通常のスチームより浸透力が高く、美肌効果が期待できるうえ、高温になりすぎないので、サウナがあまり得意でないという人にも好評なのだそうです。
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環境に配慮したエコファーストな備品に癒やされる
エコファーストを前面に打ち出している「ソラノホテル」では、目に入るものすべてがこだわりといってもいいくらい。備品も可能な限り、環境に配慮したものをセレクトしています。とてもすべてを紹介しきれないので、一部を紹介すると・・・
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ハンガリー産のマザーホワイトグースの羽毛布団、有機物などは未使用の高反発ウレタンを使用。環境保全のため、客室に歯ブラシは置いていません。希望者は竹製の歯ブラシを購入できますが、持参を呼び掛けています。バスアメニティは、EUオーガニック最高水準を持つ、日本初導入となる、オーストリアの「Lederhaas(レーダーハース)」社のものを使用。リネンは、お隣・青梅市の老舗タオル専門メーカー「ホットマン」社とコラボしたフェアトレード認証コットンタオルを用意しています。
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食事は、メインダイニング「ダイチノレストラン」で。多摩地域や秩父・甲信地方など、「適地適作」で収穫した食材を贅沢に使った料理を堪能できます。体の芯から浄化されそうな、一汁三菜にもとづいた朝食「「褻(ケ)の朝食」」もぜひチェックを。食べすすめるごとに、舌はもちろん、体も喜んでいる声が聞こえてきそうでした。
宿泊の際、ぜひ利用したいのは、21時から22時まで2階の「イマラウンジ」で宿泊のゲストに無料でサーブされる「夜食」。筆者が宿泊したときは、「カリフラワーのスープ、カレー風味」が用意されていました。小腹を満たし、体を温めてくれる、就寝前にぴったりのアイテムでした。
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インフィニティプールに隣接されている「ソラノルーフトップバー」で、しっぽりとカクテルを傾けるのもおすすめです。
移動にかかる時間や費用を節約し、新宿からわずか30分の立川で過ごすショートトリップは、心身ともにリトリートできる、とっておきの体験。ちょっとクセになりそうです。
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