薬研渓流 むつ市
青森県のおいしいものとは?
本州最北端の青森県は、世界自然遺産の白神山地や十和田八幡平国立公園、奥入瀬渓流など素晴らしい自然にあふれています。また日本海や太平洋、津軽海峡の三つの海に囲まれており、海の幸も豊富。
青森県グルメはたくさんありますが、あなたがおさえておくべき美味とは?
大間市
「大間マグロ丼」“黒いダイヤ”と呼ばれる特別なマグロ
津軽海峡の黒いダイヤモンドと呼ばれる最高級品「大間マグロ」。2019年には1匹3億3360万円という史上最高値がつきました。平均100キロ前後の重さのクロマグロを一本釣りするというのですから、驚きですね。夜間は延縄(はえなわ)漁が行われるそうです。マグロ漁は例年8月頃から釣れ始め、1月くらいまでで、秋から冬がマグロの旬。青森県の人でもなかなか口に入らないと言われる高級品です。
ご飯が見えないほど、大間マグロがぎっしりのった「大間マグロ丼」。本場で食べる味は、いつも食べるマグロとはさすがに違うと感じることでしょう。たまには贅沢して、旬の時期にいただいてみたいですね。
■参照
大間まぐろ 大間町観光協会
https://oma-wide.net/oomatuna/
大間マグロ料理 – マグロ丼 – 0104A/AomoriPrefAMCP
魚喰いの大間んぞく https://www.facebook.com/oomanzoku/
まぐろ長宝丸 http://chohomaru.com/
浜寿司 http://oma-hamazushi.com
など
十和田市
「十和田バラ焼き」十和田市民のソウルフード
「十和田バラ焼き」の発祥は、今から約50年前の三沢米軍基地前の屋台と言われ、今では十和田市民のソウルフードとなりました。観光客誘致のため地域ブランド化し、2014年「ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ」でゴールドグランプリを受賞。
牛バラ肉とスライスした玉ねぎを鉄板で焼く「十和田バラ焼き」の甘辛い醤油タレには、青森県産のにんにくやりんごが使われ、味に深みを出しています。ご飯との相性がぴったりですから、この際ダイエットは後回しにして、もう一膳ご飯をお代わりしてしまいましょう。
■参照
十和田バラ焼き 青森のうまいものたち
https://www.umai-aomori.jp/mealtour/foodarea04/barayaki.html
十和田バラ焼き – 調理全体 – 0508A/AomoriPrefAMCP
【食べられるところ】
司バラ焼き大衆食堂 https://tukasatowada.wixsite.com/barayaki/barayaki-taisyu-syokudou-tukasa
大昌園 https://www.marugotoaomori.jp/blog/2008/12/5281.html
食堂上高地 https://www.marugotoaomori.jp/blog/2018/07/18489.html
など
青森市
「生姜味噌おでん」生姜味噌でいただく、じんわり温まるおでん
「生姜味噌おでん」の発祥は、戦後古川から青森駅にかけて出来た屋台(闇市)で供されていた「おでん」に由来。冬の厳しい寒さの中、青函連絡船に乗り込もうとする船客の体を少しでも温めようと、ある一軒の屋台のおかみさんが味噌に生姜をすりおろして入れたのが喜ばれて、広まったといわれています。生姜は新陳代謝を活発にして血行を良くするはたらきがあり、身体を温めてくれます。すりおろした生姜と味噌を混ぜ合わせたタレをのせたおでんは、青森市独自のスタイル。温かい思いやりから生まれたものなのです。
具材は、大角天(青森市独特の薄いさつま揚げ)とこんにゃく、根曲がり竹、つぶ貝、ちくわ、ゆでたまごがスタンダードのようです。おいしそうですね。青森生姜味噌おでん缶も販売されており、手軽に食べることができます。
あおもり未来キッチン11 生姜味噌おでん/ToonippoPress
【食べられるところ】
青森生姜味噌おでんMAP
http://www.aomori-oden.com/wp-content/uploads/2017/09/oden_map2017.pdf
など
写真提供:公益社団法人青森県観光連盟
今回は、青森県のご当地グルメの一部をご紹介しました。ご当地グルメには、各地の名産や文化が詰まっています。ぜひ、旅の思い出に味わってください。まだ出かけるのが不安というあなたは、通販で取り寄せできるお店もありますから、ご自宅で楽しむのも良いかもしれませんね。
注意:2020年9月現在の情報になりますので、店内での飲食ほか詳細につきましては、直接店舗へお問い合わせください。