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滞在中はお財布いらず。オールインクルーシブって偉い!
クラブメッドは、「オールインクルーシブ」リゾートの先駆けとして、1950年に地中海で誕生したリゾート。現在世界24か国7カ所以上に展開しています。
「オールインクルーシブ」とは、料金に宿泊費のほか、飲食代、アクティビティ代、エンターテイメントショーやイベントの費用など、滞在中に必要なもののほとんどが含まれるシステム(高価なウイスキーなど一部のアルコールや、特別なアクティビティなど含まれないものもあります)。「あと1杯ビール飲みたいけど、いくらかな?」なんて考えずに済むのは、やはり楽ちんですよね。
今回、訪れたのは、2020年7月15日に再オープンした「クラブメッド・北海道 トマム」。北海道・サホロの「クラブメッド・北海道 サホロ」(冬期のみ営業)、沖縄の「クラブメッド・石垣 カビラ」に続く、日本では3軒目のクラブメッドです。
そんなわけで、三密を避け、ワーケーションがてらアクティビティを楽しんでみるのもいいかもと、夏の北海道に出かけてみました。
客室数は341、1000人収容可能
トマムが位置するのは、北海道のほぼ中心部。新千歳空港からはクルマで1時間半ほど。電車でも2時間かかりません。
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施設に一歩入った瞬間、「クラブメッドって、ファミリー向けでしょ?」と、少なからず持っていた印象は覆されました。ロビーは桜や白樺といった日本の自然をモチーフにした空間デザイン。壁沿いに並ぶ白樺の木々もおしゃれ。内装は、フランス人の建築家が手がけたそうで、なるほどエスプリがきいています。ファミリーはもちろん、さまざまなゲストを受け入れてくれる懐の広さを感じます。
チェックイン時に、ルームキーを兼ねた、デジタルブレスレットを渡され、手首に付けます。クラブメッドの一員になったようで、わくわくする瞬間です。滞在中はコチラがお財布代わり。有料のお買い物も、かざすだけでOK。ウォータープルーフというのも心強い限りです。
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客室は341室。グループやファミリー、カップルなど、さまざまな旅のスタイルに対応します。私が滞在したのは、マウンテンビューの客室。窓いっぱいにトマムの大自然が広がっていて、思わずにんまり。アイヌ文化からインスピレーションを受けたというベッドカバーや木目調の壁など、客室のデザインもモダン、かつ温かみがあり、なんだかほっとします~。
充実のアクティビティ。過ごし方は自分次第
さて、クラブメッドを語る上で外せないのが、G.O. (ジーオー、Gentle Organizer)の存在です。クラブメッドで働く人たちを総称してこう呼びますのですが、彼らG.O.は、ホテル業務からアクティビティのインストラクター、さらにはショーのキャストなど、さまざまな役割をこなし、リゾートでの滞在を盛り上げてくれます。
(c)クラブメッド・北海道 トマム
国籍も実にグローバル。トマムにも、日本人をはじめ、さまざまな国籍の人が在籍していました。クラブメッドは、グローバルな空間。G.O.に英語で話しかけられ、最初は戸惑ったりもしましたが、気づけば、気軽に「ハロー」なんて言っている自分に気付き、それもまた楽しかったりもします。
多彩なアクティビティの中から、いつ、何に参加するかを考えるのも、クラブメッドに滞在する醍醐味のです。
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まず、クラブメッド以外では、なかなか体験できないのが、空中ブランコ。これが見ているだけでも面白い!私は腰がひけてしまいましたが、時間によって対象年齢が変わり、時間帯によっては小さな子どもたちも楽しんでいました(4歳から体験可能)。勇気あるなあ~。
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個人的にハマったのは、アーチェリー。初めてのチャレンジでしたが、コチラも、G.O.が丁寧に指導してくれるので安心です。次の予定がなければ、何時間でも続けてしまいそうなくらい、想像以上に面白いので、ぜひ挑戦してみてください!
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マウンテンバイクの初級コースにも参加しました。雄大な自然のなかを走るのは爽快です。牛さんにも出会えるかもしれませんよ。 最後の数分の上りは運動不足の私にはかなりキツかったけれど、次は中級コースに挑戦してみたいところです。緑に覆われた夏のゲレンデを歩くネイチャーウォークも、レベル別にいくつか用意されています。そのほか、ヨガにテニス、ズンバなど、気になるプログラムが満載。5歳以上から参加できる「ラフティング」など、有料アクティビティも気になりました。
(c)星野リゾート トマム
なお、隣接する「星野リゾート トマム」が運営するエンターテイメント施設を利用することも可能です(各料金についてはリゾートに確認を)。たとえば、クラブメッドのエントランスの正面すぐの建物内にある日本最大級30メートル×80メートルのインドアウェーブプール「ミナミナビーチ」の料金は、オールインクルーシブ。滞在中は何度でも利用できます。ぜひトライしたいのは、「雲海ゴンドラ」(滞在中1回利用無料)に乗って訪れる「雲海テラス」。春~秋には、条件さえそろえば、雲海の織りなす絶景が楽しめます。
(c)星野リゾート トマム
正直、1、2泊ではとても遊びつくせません。そういえば、一緒にネイチャーウォークに参加した小学生の男の子は、1週間滞在すると言っていました(うらやましい)。この大自然、そして充実のプログラム──、ふだん体を動かすのが好きではない私ですが、つい何かしたくなってしまうのです。
連泊でも飽きない、日替わりのブッフェ
旅に食の楽しみは欠かせません!
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メインレストラン「ITARA」では、北海道の地元食材を使った料理を含む、インターナショナルな料理をブッフェスタイルで提供。950席を有するレストランは広々としていて、感染症対策もしっかりと取られています。
(c)クラブメッド・北海道 トマム
料理は、スタッフが料理を取り分けてくれるスタイルでの提供でした。ブッフェ台には、和食、中華、洋食、イタリアンなど、さまざまなジャンルの料理が並んでいます。個人的なお勧めは、イタリア人シェフが作るピザ。ビール(サッポロクラシック)と一緒にいただけば、もうエンドレスです(笑)。クラブメッドには連泊するゲストが多いこともあり、翌日にはメニューが一新。食べたいと思ったメニューは、その日のうちにいただくことをおすすめします。手作り餃子や寿司もおいしかったですよ。
(c)クラブメッド・北海道 トマム
メインバー「UNKAI」でも、いつでも好きなだけ飲み物がオーダーできます。大変うれしいことに(笑)、コチラは日中からオープンしており、明るいうちからアルコールを楽しむことも可能。アクティビティをとことんエンジョイした後は、ビールを飲んでお昼寝なんて過ごし方もあり、です。
(c)クラブメッド・北海道 トマム
なお、リゾート内には、シックな雰囲気のなか、厳選のウイスキーなどが楽しめるクワイエットバー「The Nest」があり、大人のしっとりとした時間を過ごすことができます。
部屋はすぐそこ。疲れてもすぐに戻れる!
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ディナーのお楽しみは、G.O.たちによるショータイム。夜は、メインバー「UNKAI」が、ショー&パーティー会場に早変わり。ショーは日替わりで、クイズ形式のものだったり、シルク・ドゥ・ソレイユとミュージカルを合わせたようなものまで実に多彩です。顔見知りになったG.O.がアクロバティックなダンスを披露していたり、クラブメッドの奥深さに驚かされます。
ショーの後はダンスタイム。ゲストと共に、いえ、もしかしたら、ゲスト以上にダンスを楽しんでいるG.O.を見ていると、「私も楽しまなきゃ!」という気分になってきます。大切なことなので何度も言いますが、お酒は実質飲み放題ですし、多少酔っぱらっても部屋はすぐそこ。とことん弾けちゃいましょ。
そうそう、クラブメッドでは、ディナー時にドレスコードが設けられています。「オールホワイト」「エレガント」といった感じで。決して強制ではありませんが、参加してみるのも楽しいですよ。
大自然に抱かれ、クラブメッドならではのおもてなしのなか、アクティビティと料理を満喫!スキーインスキーアウトで極上のパウダースノーが楽しめるウインターシーズンもいいですが、それ以外の季節も、それぞれにわくわくのリゾートタイムが待っています!
(c)kelly
住所:北海道勇払郡占冠村字中トマム2171-2
バカンスダイヤル:0088-21-7008
https://www.clubmed.co.jp/l/tomamu-hokkaido