秘湯ハンティング!オーストラリアの奥地へ
(C) Nick Brundle / Shutterstock
せっかくオーストラリアで温泉に浸かるなら、この国らしいワイルド温泉が乙というもの。そこで目指すは、ノーザンテリトリーの「エルジー国立公園」。見渡す限り高い木々に囲まれた“The ジャングル”地帯、この地ならではの珍しい野生生物が生息します。一方、釣り好きから絶大な人気を誇る公園でもあります。
DANGER! ワニにご用心
ここで最も注意しなければならないのは、ワニの生息地であるという点。パーク内にはいくつもの水辺があるものの、入水できるのはごく限られたスポットのみです。事前によく公式サイトのMapを確認しておくと共に、現地でも「DANGER」「CROCODILE SAFETY」など注意書きには十分気を配りましょう。
魅惑の秘湯「マタランカ温泉」
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ワニ遭遇という危険な香り漂うスポットにもかかわらず、多くの人で賑わうのには訳があります。それはターコイズブルーのクリアウォーター。透明度抜群の温水は34度、日本の温泉と比べるとやや低めですが、一年中温暖な気候のマタランカでは適温といえるでしょう。こんなにも美しい天然温泉が無料で楽しめてしまうのですから、遠路はるばる訪れたくもなります。ちなみに水着着用なので、くれぐれもお忘れなく。
「マタランカ温泉」近くの「ビター・スプリングス」は、水深がかなり深め。ダイビングマスクや浮き輪を持参するのがおすすめです。日本の温泉と違い、浸かるというより泳ぐ人が多い様子。オージーにとっては、温水プールといった感覚なのでしょう。
さて今回は、ジャングルに隠れた天然温泉をご紹介しました。熱すぎず、ぬるすぎず、美しいターコイズブルーの世界は極楽そのもの。冒険心くすぐるDeepな温泉クエストへ繰り出すなら、ぜひオーストラリアを訪れてみてはいかがでしょう?
[参照]
エルジー国立公園:
https://northernterritory.com/jp/ja/katherine-and-surrounds/destinations/elsey-national-park
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