台北駅近くの裏通りにおしゃれな魯肉飯店が「北北車魯肉飯」
台北駅から数分歩いた場所に、道の両端にたくさんの飲食店が並ぶ細い通りがあります。大きなビルが建ち並ぶ駅前とはガラッと雰囲気が変わるので、一瞬ここが台北駅近くということを忘れてしまいそうです。食事時には多くの人がこのエリアに足を運び、狭い通りは人でいっぱいに。
中でも「北北車魯肉飯(ベイベイチャー ルーロウファン)」は、オープンと同時に席が埋まってしまうくらい人気のお店です。シンプルでおしゃれな看板が目印。
まずはカウンターで注文と会計を
注文はまず店先のカウンターで行い、その後席に着くスタイルです。イートインもテイクアウトも同じ列に並んで注文します。
店先にはメニュー表が置かれているので、指さしで注文することも可能ですよ。
小さいけれど清潔感のあるイートインスペース
お店には小さいながらもきれいなイートインスペースが設けられています。あっという間に席が埋まってしまうので、ランチであれば11:30のオープンに合わせて来店するのがおすすめ。相席になる可能性も高いです。席に着いたら、箸や調味料などを用意しておきましょう。
とろとろお肉がおいしい!魯肉飯
しばらくすると料理が運ばれてきます。筆者が注文したのは、魯肉飯(小)、招牌排骨酥湯(揚げ排骨スープ)、滷白菜(白菜の煮もの)、滷蛋(煮玉子)です。合計価格は122元(約445円)。
魯肉飯は、ほかほかの白ご飯の上に四角くカットされた豚そぼろがたっぷりとのっています。脂身が多めのお肉は、つやつやでとってもおいしそう!
ひとくちいただいてみると、しょうゆベースのタレがしっかりとしみ込んでいて、ご飯によく合います。他店と比較してクセが強くないので、日本人の口にも合うと思います。おなじく味がしみ込んだ煮卵も絶品なので、ぜひ追加されることをおすすめします。
揚げ排骨スープは肉の旨味たっぷり
そして、こちらのお店で見逃せないのが、揚げ排骨スープ「招牌排骨酥湯」です。スープはちょっと甘めで濃いめの味わい。
スープの中にはたっぷりの骨付き豚肉が入っているのですが、骨は軟骨で噛み切れるやわらかさ。噛むたびに旨味が口いっぱいに広がります・・・!とろとろに煮込まれた大根も味がよくしみ込んでいて、おいしいです。たっぷりと入ったパクチーも、よいアクセントになっています。
滷白菜(白菜の煮もの)は、豚の皮とエビで出汁がとられていて、白菜の甘みを引き立てています。箸休めにぴったり。
台北駅から徒歩圏内の「北北車魯肉飯」は、台湾ならではの魯肉飯に加え、その他のメニューも個性があって食べ比べが楽しいです。店内がきれいなのもうれしいポイント。台北駅周辺でのお手軽ランチやディナーにぴったりなお店です。
住所:台北市中正區公園路20巷21號
営業時間:11:30~21:00
[All photos by Yui Imai]
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