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おまかせコースは税込1万円
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その「鮨 おにかい」の2号店が、やはり中目黒にオープンしたと聞き、早速足を運んできました。その名は、「鮨おにかい+1(たすいち)」。1号店同様、伝統的な江戸前鮨に遊び心を加えた、“くずし鮨”形式を導入。さらに、ソムリエを置き、ワインとのペアリングを推奨しています。気になるお値段は、握り&手巻き15カンと玉子焼きに、つまみ3品のお任せコースが1万円。胃袋の大きさは人それぞれであることをじゅうぶん承知していますが、一般的な女性なら、おなかはかなりいっぱいになるかと。
(C) おにかい+1
ソムリエの永瀬喜洋氏監修によるワインペアリングも、5,000円(6種)という明朗会計!永瀬氏は、イタリアワイン・ベストソムリエコンクールでの優勝経験の持ち主。このペアリングがまた新感覚でした。
1号店の名物メニュー、天ぷら手巻は健在!
それでは、11月にいただいたコースの一部をご紹介しましょう。
(C) おにかい+1
蒸し上げていただくことの多いあん肝は30分煮込み、奈良漬とともに軍艦に。これがお酒によく合います。
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すりおろした柚子の皮をはさんだ、牡蠣酒蒸しの握りは、低温調理でとろりと仕上がっていました。おちょこで出汁を飲ませてくれるサービスもナイスです。これは、日本酒も欲しくなってしまいます・・・。
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ミシュラン一つ星を獲得した、姉妹店「天婦羅みやしろ」監修の天ぷら手巻き(海老天海苔巻き)も健在!こちら、若手職人が短期間、「天婦羅みやしろ」で修業し、同店の海老の揚げ方を身に付けたのだとか。これが天ぷらなのに軽やかで、海老の甘みと、ツメの甘みが相性抜群。磯の香りが漂う、有明海産の海苔も旨し、です。
マグロの3つの部位が味わえる「マグロ手巻き」
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おにかい名物の「マグロ手巻き」は、大トロの炙り、中トロ、赤身の漬けと、3貫分のマグロを使用。作るのを見ているだけでワクワクします。パリッとした海苔ともよく合うこと!こちらに合わせたのは、「赤ワイン キアンティ チェタムラ 2017(コルティブオーノ)」。ソムリエの永瀬氏いわく、「世界でいちばんマグロに合うのはサンジョベーゼです」。なるほど、サンジョベーゼのタンニンと、マグロの鉄分が良く合うこと。今度、自宅でも試してみようっと。
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「2色のいくら小丼」は、とてもフォトジェニック。おなじみのオレンジ色のいくらはもちろん、軽く湯通しした白いいくらもとろとろでおいしい!新発見でした。
15貫はなかなかのボリュームですが、シャリの大きさは調節してもらえますし、3種の赤酢をあわせた、適度な酸味のシャリの味わいも食欲をそそります。
料理のおいしさはもちろん、繰り出されるつまみや握りはサプライズ感もあり、これぞ、「食のエンターテインメント」!ちなみに、1号店に続き、「おにかい+1」もすでにかなり先まで予約が入っています。早めの予約が賢明ですよ。
(C) おにかい+1
住所: 東京都目黒区上目黒3-9-5プラージュ・メグロ303
電話:03-3712-5211
席数:11席
営業時間:1部18:00、2部20:30〜(23:00閉店)
※完全予約制
定休日:不定休
https://www.onikai.tokyo