世界遺産カナディアン・ロッキーにある町「レイク・ルイーズ」
(C) Oleg Mayorov / Shutterstock.com
バンフ国立公園内の町「レイク・ルイーズ(ルイーズ湖)」は、カナダ西部の世界自然遺産「カナディアン・ロッキー」にある、世界有数の山岳リゾート地。氷河から溶け出た水によって、夏は湖面がエメラルド色に輝き、“ロッキーの宝⽯”と称される景勝地です。
冬になると辺りは雪に包まれ、優美な風景に。力強い大自然がつくりだす絶景は、夏と冬では違う魅力を感じることができます。
毎年開催される氷の彫刻競技会
(C) Ronnie Chua / Shutterstock.com
冬になってルイーズ湖が凍ると、湖面ではアイススケートやスノーシューを楽しむことができます。また、湖畔では毎年1月の恒例行事として、氷の彫刻競技会「アイス・マジック・フェスティバル」を開催(2021年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました)。
(C) Chase Clausen / Shutterstock.com
世界各国から集まるプロの職人が、氷の塊を削り、神秘的な作品を作り出していきます。競技会が終わったあとでも、その作品はルイーズ湖のほとりに展示されているので、湖畔の公園がまるでアウトドア美術館のように。芸術的な氷の彫刻作品を、間近で観賞することができます。
氷のお城の入口みたい!ルイーズ湖の冬のアイコン「氷の門」
氷の彫刻競技会「アイス・マジック」とは別に、ルイーズ湖が凍ると毎年冬に湖面にお目みえするのが、氷でつくられた大きな門。まるで氷のお城の入口のような幻想的な氷の門は、周囲の自然とかさなりフォトジェニックな光景に。実際に触ったりくぐってみたり、近くでその神秘的な魅力を感じることができますよ。
2020-21年、冬のレイク・ルイーズ
レイク・ルイーズで毎年開催されていた「アイス・マジック」は、2021年1月は中止となりました。ルイーズ湖の畔に建つホテル「フェアモント・シャトー・レイク・ルイーズ」は、館内の衛生を強化し、対策を講じながら営業しています。
氷の彫刻の門は、ルイーズ湖の冬のアイコン的な存在。凛とした空気の中で、冬の圧倒的な自然を感じながら見る優美な絶景は、忘れられない思い出となるはずです。
・アルバータ州観光公社:https://www.travelalberta.com/jp/places-to-go/canadian-rockies/lake-louise/
・シャトー・レイク・ルイーズ:https://www.fairmont.com/lake-louise/
・バンフ・レイクルイーズ観光局:https://www.banfflakelouise.com/ice-magic
[photos by shutterstock.com]
Please do not use the photos without permission.