新宿の天空でいちご三昧！小田急ホテルセンチュリーサザンタワーの「ストロベリーフェア」実食ルポ

ホテル開業以来初「ストロベリーフェア」3月31日（水）まで開催中

1月15日の“苺の日”を皮切りに開催中の「ストロベリーフェア」。最もいちごがおいしい時期を楽しんでいただきたいと、全国から届く旬のいちごをふんだんに使い、3種のスイーツ（各1,900円・税込）、2種のカクテル（1,600円・税込）、ノンアルコールドリンク（1,400円・税込）、スイーツと軽食のアフタヌーンティー（平日4,000円、休日4,500円・税込）が、華やかに登場しています。

いちごスイーツを創作したのは、ホテルのシェフパティシエ鎌内由希子（かまうち ゆきこ）さん。鎌内さんが「わぁ！という驚きと、自分で組み立て、楽しみながら苺のスイーツを食べていただきたい」との想いをこめて創作した3種のスイーツは、赤と白が愛らしい魅力的なものばかりです！

苺のポットパイ バニラアイスクリームとともに

器が大きく熱々！こんがり焼けたパイの上にハート型のパイを飾り付けてあり、見た目もキュート。フレッシュないちごとバニラアイスを添えて、味の変化も楽しめます。

サクッ！ザクッ！とパイを開けると、下から蒸気にのって、いちごとレモンの香りが立ち上ります。

あったかスープにはいちごの果肉がぎっしり！スープはいちごとレモンが甘酸っぱく、バニラビーンズも茎のまま1本入って香り豊か。パイをいちごスープに浸すと、甘みも引き立ちます。

添えてある冷たいバニラアイスは、温かなスープと合わさると、酸味と甘みの相性が抜群。ちょっとずつアイスを足したり、全部入れたり、お好みで楽しめます。

パイは全部スープに浸しても良いですが、時間が経つとパイから余分な水分が抜け一層サクッとしてきます。冷めたいちごスープは甘酸っぱさが凝縮し、時間が経ってもおいしさは健在。お帰りまでゆっくり過ごしてほしいという鎌内さんの心が伝わります。

苺のティラミス マンダリンオレンジのソルベを添えて

いちご、アーモンドのクランブル、マンダリンオレンジのソルベを添えた「苺のティラミス」。

上から見ても美しい並び・・・。

重厚なガラス瓶の蓋を開けると、カットした小ぶりのいちごがコロコロと入っています。

酸味の効いたベリーソース、なめらかなマスカルポーネクリームが層になり、底にはスポンジが敷いてあります。

マスカルポーネとベリーソースでクリーミーなチーズと酸味を楽しみ、マスカルポーネとスポンジでケーキ感が増し、同じクリームなのに全く違う絶品テイストに。

クランブルでザクザクの香ばしさを、マンダリンオレンジのソルベで突き抜ける爽やかさを味わい、最後まで魅了される逸品です。

苺の贅沢サンドウィッチ

王道の苺サンドイッチも一味違います。

大粒いちごの断面が存在感があり、片手にも大きいです！

パンの端までたっぷりの生クリームには、ゼストオレンジの皮を削り加えています。皮はなめらかで、柑橘が強すぎず、クリームの良さを発揮していて、想像以上の軽やかさ！途中で一粒いちごが現れビックリ！甘くみずみずしい5個のいちごが入った贅の極みです。

原点回帰し、お洒落な3種の苺ドリンク

若手ソムリエの一ノ瀬さんを中心に生まれたドリンクは、バーボンウイスキーがベースの「苺のオールドファッション」と、ラムをベースにスッキリとした「ストロベリーモヒート」というカクテルのほか、ノンアルコールで女性に人気の「ストロベリークリームソーダ」も。お酒が苦手でも楽しめるドリンクがあるのはうれしいですね。

ミントを添えた「ストロベリークリームソーダ」。かわいらしいの一言につきます！

濃厚ないちごアイスとシュワッといちごソーダは、乙女チックで甘すぎない大人仕様。

アイスはソーダや細かな氷と混ざると、空気を含みホワホワっとした食感に。

ホテルで心に春色を

2021年1月の緊急事態宣言後、会場の「ラウンジ サウスコート」は平日は臨時休業、土日祝のみオープンになっています。平日は隣の「サザンタワーダイニング」を利用できるので、今回こちらから東京スカイツリーや新宿御苑などを眺めながらいただきました。

ホテル館内は衛生に力を入れ、座席も間隔をあけ、おひとりでも立ち寄りやすくなっています。東京の空といちごのコントラストが眩しい空間で、いちごスイーツとドリンクを楽しみ、心も元気になるひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。

［All photos by kurisencho］

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。