囲炉裏料理を満喫できる1日5組限定・3月末までの6,600円プラン！
1泊2食付き6,600円で囲炉裏料理を楽しめるスペシャルプランが「1日5組様限定6,600円・旬を楽しむ囲炉裏会席コース」。2021年3月末（予定）までの期間限定に加え、1日5組ということなので早めの予約は必須ですが、現時点でまだまだ空きはありそう！しかも、土・日曜も同一料金。おひとり様も大歓迎で、たった6,600円で宿泊＆囲炉裏料理＆温泉を満喫できます！
チェックインを済ませて案内されたのはツインルーム。
レトロ感はありますが、白壁と木肌からなるダークブラウンを基調にした客室は明るく、落ち着きある雰囲気。2016年にリニューアルされたこともあり、のんびりとできそう！もちろんバスルームやトイレも完備されています。
一面の大きな窓からの木漏れ日も心地よく、3階の客室からは木立や渓谷が織りなす山々の景観が望めます。4階や5階の上層階には、中央アルプスの峰々を一望するパノラマが広がる客室もあるんだとか。
今回はツインルームでしたが、「1日5組様限定6,600円・旬を楽しむ囲炉裏会席コース」では、10畳の和室や10畳＋6畳の和室などを選ぶこともできます。
浴衣に丹前を羽織って、天空温泉に行ってみましょう！
ゆけむり小路を通って蓼科随一の眺めをもつ温泉へ
お風呂へのアプローチ「ゆけむり小路」を進んで行くと現れるのは、湯上りにも使える卓球台が置かれた畳の休憩スペース。
一面ガラス張りになっていて、なんとも心地よいこと。蓼科高原が眼下に広がり、遠方にはアルプスの景観も。
さらに小路を進んで突き当りにあるのが、天空温泉こと大浴場の「夕映えの湯」。
天井までガラス張りの天空温泉はアルプスを染める夕焼けも!?
なぜ天空温泉かというと、ココは標高約1,300mのロケーション。
ほら！と言いたいところなのですが、この日は雪が散らつくあいにくの天気。それでも天井までガラス張りになった温泉は開放感いっぱい。
天気が良ければ渓谷と高原が織りなす景観が広がり、雪をかぶった中央アルプスや南アルプスの峰々が遠方に連なる雄大なパノラマが。
そのアルプスに沈んでいく夕日を望むこともでき、空や温泉を茜色に染めていく美しさから、蓼科一の眺望温泉とも。
肌触り優しい無色透明の単純温泉は、露天風呂にも並々とあふれ、こちらからも心が大きくなってしまうような雄大な景観を楽しめます。
古民家風空間でいただく懐かしさある囲炉裏料理
待望の囲炉裏料理は、飴色の柱や梁が古民家のような雰囲気の「いろり亭 鹿眠の庄」で。
テーブルスタイルの囲炉裏ですが、元々は畳の床に切られていたものをテーブル仕様に。近年はバイキングが主流だったとのことですが、1年ほど前からこの囲炉裏が復活！
囲炉裏を使用して料理を提供する宿も少なくなっていますが、6,600円で味わえるとはなんともおトク！赤々とした炎がともる囲炉裏を前にした食事は、懐かしさを覚えるような、どこかほっこりする温かさ。
囲炉裏料理は、ニジマス・ホタテ・エビ・エリンギ・ピーマンなど。長野名物の“おやき”もほっこりと焼き上げます。ホクホクとしたニジマスの塩加減がちょうどよくおいしいこと！“自分で焼く”という囲炉裏でのひと手間があることで、一段と料理のおいしさが増していきます。
季節野菜の天ぷらや信州蓼科信玄鍋、信州蕎麦などと、地元食材などを使用した料理も豊富で、茅野特産のところてんに至っては、木槌を使って自分でニョロッと出して召し上がれ！
蓼科はジビエでも知られるエリア。囲炉裏料理をもっと楽しみたい思いもあり、イノシシとシカ肉を別注でオーダー。下処理がしっかりされていることもあり臭みはなく、どちらの肉も淡白な味わいですが、噛むほどに旨みが増してくる風味。やや脂ののりがある赤色のイノシシ肉に軍配が挙がり、囲炉裏料理の夕べはゆっくりと過ぎていきます。
アルプスの眺望を望めなかったことが心残り
翌朝、朝風呂を満喫したのですが、この日も景色はイマイチ！残念・・・
湯豆腐や焼き魚の和食に加えて、ワンプレートの目玉焼きとベーコンの洋食が加わった朝食をいただき、温泉からの雄大な景観が心残りながら宿を後にするのでした。
住所：長野県茅野市北山5522
料金：【1日5組様限定6,600円・旬を楽しむ囲炉裏会席コース】（2021年3月末までの予定）1泊2食付き1名6,600円
CHECK IN／OUT：15:00／10:00
客室数：66室
アクセス：電車／JR「茅野駅」より無料送迎あり 車／中央道「諏訪IC」より国道299号を経由して約25分
URL：https://www.tateshina-parkhotel.com/index.html
予約URL：http://www.tabitora.co.jp/tiger/search/planList/?g=null&h=340&kw=6,600
※2021年3月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります
［Photos by (C)tawawa］
PROFILE
TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター
10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き！ 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
https://taijin.mystrikingly.com
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