河津七滝(静岡県)
孝行息子の伝説が有名「養老の滝」(岐阜県養老町)
「日本の滝百選」にも選出された、岐阜県養老町の「養老の滝」は、滝の水が酒に変わったという孝行息子の伝説で有名。居酒屋チェーン「養老の滝」は、親孝行と勤勉の精神をポリシーとして同名をつけたもの。病気が治り、若返る水(酒)のモデルといわれる養老神社境内の「菊水泉」は、日本の名水百選のひとつで飲むことができます。
郡上おどりでも歌われる「阿弥陀ケ滝」(岐阜県郡上市)
岐阜県長良川の源流に近い「阿弥陀ヶ滝」は、「日本の滝百選」にも選出。滝の北側の洞窟で道雅法師が修行中護摩(ごま)を炊くと、阿弥陀如来の姿が浮かびあがったことにより呼び名がつきました。徹夜で踊られる郡上おどりでも、「見たか聞いたかあみだが滝を、滝の高さとあの音を・・・」と歌われます。
伊賀の忍者たちが修行した「赤目四十八滝」(三重県赤目町)
忍者修行の里・三重県赤目町、滝壷を含めて23もの滝がある「赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)」。古代は修験道、その後は伊賀の忍者たちの修行場として有名。「平成の名水百選」、「日本の滝百選」、「森林浴の森100選」、「遊歩100選」に選出。透明で清らかな水と豊かな緑に恵まれており、綺麗な水を好むオオサンショウウオの生息地。「赤目」の由来は、修験道の開祖・役の小角(えんのおづぬ)が滝に向かって修行していると、不動明王が赤い目の牛に乗って出現したという伝説から来ています。
伊豆半島で最も有名な滝のひとつ「浄蓮の滝」(静岡県伊豆市)
「日本の滝百選」の「浄蓮(じょうれん)の滝」は、静岡県伊豆半島で最も有名な滝のひとつ。渓流沿いには天城名物のわさび田が続き、涼しく爽やかな場所にも関わらず、演歌の「天城越え」や、滝壺に棲む女郎蜘蛛が美しい姫に化身した「女郎蜘蛛伝説」など、女性の強い情念の舞台になっています。
富士山の雪解け水のカーテン「白糸の滝」(静岡県富士宮市)
富士山の雪解け水が絶壁にレースのカーテンをかける、静岡県富士宮市の「白糸の滝」。大小数百の滝が涼しげに流れ落ちるさまは、私たちを白の世界へ誘います。展望台からは、富士山と滝を一緒に見ることが可能。「日本の滝百選」選出。
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